春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

日米関係を対等の関係に戻す為の軋轢

2009年10月24日 17時13分26秒 | 政治

米、日韓で違い浮き彫り=普天間移設が影-国防長官歴訪
 【ブラチスラバ時事】ゲーツ米国防長官は日韓歴訪を終え、23日にスロバキアの首都ブラチスラバで開かれる北大西洋条約機構(NATO)の国防相会議に出席後、帰国の途に就く。今回の日韓訪問は同盟の基盤を支える安全保障政策で、オバマ政権とのきずなを深める狙いがあったが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に揺れる日本に対しては、ゲーツ長官の厳しい態度だけが目立った。「拡大抑止」強化の共同声明を出し、具体的な同盟強化を打ち出した米韓関係との違いが浮き彫りとなった。
 「米国は核の傘を含む抑止力を供与し続ける」-。ゲーツ長官は22日の米韓安全保障協議で、韓国の金泰栄国防相とがっちりと握手を交わした。日米防衛首脳会談で入室するなり席に向かい、カメラマンから注文を付けられて、慌てて北沢俊美防衛相と握手した光景とは対照的だった。米韓共同声明には拡大抑止の手段として、核の傘、通常戦力、ミサイル防衛が明記され、ゲーツ長官は「米韓は緊密に連携し、21世紀の安全保障の課題に立ち向かう」と高らかに宣言した。
 一方、日本でのゲーツ長官の態度は、普天間飛行場移設問題で不信感が渦巻く国防総省を象徴したものだった。
 日本に向かう機上、時事通信社などに移設問題について「再交渉する選択肢はない」と言い切ったゲーツ長官は、日米防衛首脳会談後の記者会見でも「クリントン国務長官は在沖縄海兵隊のグアム移転協定に署名した。われわれの意見ははっきりしている」と、対応が定まらない日本政府に苦言を呈した。
 米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)に建設予定の代替施設に不満がある米議会は、移設とパッケージになっている海兵隊のグアム移転にもろ手を挙げて賛成していない。ホワイトハウスは「予算を計上しなければ、日米合意に支障が生じる」と議会を説き伏せた経緯もあり、オバマ大統領のメンツをつぶしかねない日本政府の対応に危機感を強めている。
 来年、日米安保条約改定50年を迎えるが「50年に向けた具体的な取り組みを日米で話し合える雰囲気ではない」(米政府筋)のが現実だ。(2009/10/23-16:16)


ゲーツ米国防長官は、日本の担当者が、言う事を素直に聞かないから日本に対してお怒りで、韓国の担当者は素直だから、韓国の国防相とは意気投合された。
「日本人よ、民主党に用心せよ。彼らに任せていたらアメリカから見放されるかも知れないぞ。」とマスコミは言いたげである。
此れまでの自公政権がアメリカの言いなりだったから、
アメリカにしたら最初は少々勝手が違うかもしれないけれど、独立国の政府なら此れくらいの事は当たり前のことなのでは無いだろうか。

日本の思いやり予算がどれ位のものだったのかを検索してみた。

負担額の推移 [編集]
(数値は防衛省公式サイトより)
年 合計金額
1978年 62億円
1979年 280億円
1980年 374億円
1985年 807億円
1990年 1680億円
1995年 2714億円
2000年 2567億円
2001年 2573億円
2002年 2500億円
2003年 2460億円
2004年 2441億円
2005年 2378億円
2006年 2326億円
2007年 2173億円
2008年(予算) 2083億円


合計すると3兆円超だそうである。
この思いやり予算で、日本は世界一気前の良い国と言われているそうである。
普天間基地の移転が日本の国内事情で、はかばかしく結論を得る事ができないからと言って、
その事が、この数字に表れているような、日本のアメリカに対する協力的態度を、即座に無かったことにせねばならないほどの事であろうか?
日本はもっと自信を持ってアメリカに対しても良いのではないだろうか?
この思いやり予算の金額を見れば、日本の誠意はアメリカに充分通じているはずである。

自公政権が此れまで余りに自分を殺した対米従属を続けてきた為に、アメリカの要人の感覚が少々ずれてきておられただけで、
日本政府担当者が普通になったら、アメリカの要人の感覚も、普通に戻ってこられるのではないだろうか?