春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

智慧者 長妻厚労相

2009年10月01日 11時50分25秒 | 新型インフルエンザ
今日のニュースで新インフルエンザの値段が、6000円(2回分)に設定されたと言っていた。
生活保護世帯などの低所得者には、その料金を国が補助し、
副作用が発生した時は国が保障する事にしたそうである。

私は始め6000円と聞いて、その高額であることに驚いた。
やがて長妻厚労相の智慧に、驚き感嘆したのだった。

インフルエンザワクチンには、副作用がつき物であると言う事は周知の事であるが、
多分自分は副作用には罹らないだろうと、その部分は楽観的になりながら、
新インフルエンザだけを恐れて、罹ったら大変だとばかりに、念のためワクチン接種をしておこうと思う人が大部分であると思う。

此処で厚生労働大臣が、ワクチンの副作用を心配されて
「インフルエンザはワクチンを打たなくても、自然に任せておく方が良いのではないか?」等とうかつに言われようものなら、
「厚労相は国民が新インフルエンザで死んでもよいと言うのか!」とマスコミに噛み付かれかねないだろう。

一方インフルエンザに罹ったら、合併症を起して重症化し死に至るかもしれない余病を持つ人も多数有ると聞く。
そういう人たちは一日も早くワクチンを接種する必要がある。
しかし、余病を持たない(新インフルエンザに罹ったとしても命に関わる恐れは少ない)人達の大部分が、
念のためとワクチン接種を希望してきたら、
本当に必要な人へ行き渡りにくくなるだろう。

此処で6000円という高価な設定をする事によって、それでも受けないと心配と言う人だけが受ける事になり、
国民の大部分がワクチンを希望する場合と比べて、余病を持つ人たちに行き渡りやすくなるだろう。
ワクチンによる副作用の出る確率が、どの位であるかは知らないが、
ワクチンを受ける人を減らせば、相対的に副作用に苦しむ人の数を減らす事ができるだろう。
厚生省の決めたこの価格は、二重のメリットを持っている素晴らしい設定である。

長妻厚生労働大臣は素晴らしい智慧者であると思ったゆえんである。

長妻厚労相は、年金の問題も着実に進めておられるらしい。
民主:「消えた年金記録」回復を提出へ 申告で訂正

こんな有能で誠実な方に大臣になって頂けただけでも、政権交代した意味が有ったと思った。
まだまだ世の中には、こういう有能で誠実な人が埋もれておられるのかもしれない。
そういう方を見つけ出して、その能力を発揮していただいて、長年かけて自民党のやらかしてきた、数々の悪弊を除いて頂けたらと願われる。

尚小沢環境大臣のような自民党の大臣よりも酷い環境大臣は、一日も早く更迭してもらいたいものであるが・・・・・