春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

厳しい商売

2009年10月16日 16時16分16秒 | Weblog
先日のテレビでコンビニエンスストアーの、売れ行き不振について報道していた。
コンビ二も最近は、安売り商品しか買わないで帰る人が増え、
此れまでコンビニを利用していた人達が、遠くても値段の安いスーパーまで足を伸ばすようになっていると言う。
主婦だったら昔から、それが普通だったと思うけれど、
僅かでも節約しようという風潮が、現役の社会人の間にも浸透してきていると言うことなのだろうか。

テレビでコンビニの厳しい現実を語っていたコンビに店主は、
7~8年前までは大手銀行の支店長をしていたが、自主退職してコンビニを始めたと言う話だった。
大手銀行の支店長がどうして中途退職などされたのだろうと、一瞬不審に思ったけれど、
心のやさしい人だったら、当時の銀行の支店長など続ける気になれなかったのかもしれないという事に思い当たった。

人気漫画に「クロサギ」と言うのが有るが、国内にはびこっていた詐欺事件を面白く読ませてくれる漫画で、
銀行の法律違反はしていないけれど、業績を伸ばす為にかなりきわどい事をやっていたという話も色々描いてあった。
バブルの頃に横行していたもので、保険会社と銀行が手を組んでやった悪名高い「融資型変動保険」と言うのが有ったそうである。

保険会社が不動産を持っている人に、一時払いの保険を勧める。
銀行は一時払い保険用として、不動産を担保に大金を融資する。
満期になったら、保険会社から借りた金額よりも、ずっと多額の満期保険料を返してもらえるはずだったが、バブル崩壊に伴って保険の配当は予定をはるかに下回った。
成果払いであるという事を保険会社は、勧誘の時には詳しく加入者に知らせていなかったため、加入者には寝耳に水だった。
銀行から借りていた借金が返せなくなった被害者は、100万人とも言われ、
お年寄りの契約者の中には自殺して(保険金を受け取って)、銀行に返済する者が後を絶たなかったという、金融界の暗黒史とも言えるような事もあったそうである。
その他に貸し剥がしとか、様々な非人情極まる商売を銀行員はやらされていたらしい。(過剰融資、担保割れ融資、代物弁済etc)
支店長ともなると、それらの商売を中心的に進める役目なのだから、
普通の神経の人だったら、逃げ出したくなっても不思議ではなかったのかもしれないと思った。

金融破綻金融危機を受けて、銀行の商売はまともになってきているのだろうか?
亀井さんの改革は、銀行に不人気のようだけれど、
銀行員の精神衛生のためにも、銀行にはまともな商売に戻ってもらいたいものである。
(「亀井モラトリアム」が落着、明かす舞台裏)
[追記]
「厳しい商売」という題でこの項を書いてアップした時、
又してもかつぎ屋の私に新たなネタが、作られていた事に驚かされました。
16日16時16分16秒、と何と4回も16と言う数が並んでいたのです。
早速『「厳しい商売」は、いろいろいろいろ(色々色々)有るよ』との表示かななんて、深読みしてしまいました。
それにしても、この数列!偶然って有るんですね。
それとも私が、無意識のうちに時間を感知していて、その時間を狙ってクイックしたのでしょうか?
自分で知らない間にと言うことが有ればの話ですが・・・・・

やっぱ只の偶然ですよね。