春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

泡瀬干潟と上関町祝島との明暗

2009年10月15日 16時18分11秒 | 原発・エネルギー問題

泡瀬干潟:前原担当相 沖縄市長に埋め立て中断など伝える

埋め立て事業の是非が問われている泡瀬干潟=沖縄市で本社機から2008年3月、矢頭智剛撮影 前原誠司国土交通・沖縄・北方担当相は4日、沖縄市で東門(とうもん)美津子市長と会談し、同市沖で進む泡瀬(あわせ)干潟埋め立て事業について1期工事の中断と2期工事中止の方針を伝えた。東門市長は1期工事の推進を求めたが、前原氏は「本当に必要な事業なのかどうか」と採算性と必要性に強い疑念を表明し、再考を促した。

 同事業は国と県が泡瀬沖約200メートルの海約187ヘクタールを埋め立て、県と沖縄市が約130ヘクタールを買い取ってホテルや観光商業施設を誘致する計画。埋め立て事業費は約489億円で、泡瀬干潟約266ヘクタールのうち、約2割が消失するとされる。

 民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)の土台となった「09年政策集」で同事業を「環境負荷の大きい公共事業」と位置付け、08年にまとめた「沖縄ビジョン」では「1期中断、2期中止」を明記。前原氏は就任直後、中断方針を明言している。【三森輝久、西田進一郎】


今日泡瀬干潟埋め立て:2審も住民勝訴 事業費支出を差し止めと言う判決も出ている。
泡瀬干潟は埋め立てをまぬかれた。

自公政権が敗退してこの方、自公政権の自然破壊でしかない公共工事の数々を目の当たりにしてきて、
少なくともこのこと一つとっても自公政権は、日本にとって害毒であったと痛感させられている。
泡瀬干潟も危機一髪の処で、酷い事にならずに済んで良かったと思う。

それに付けても山口県の上関原発誘致の為の埋め立て工事は、祝島の漁民や支援団体の努力もむなしく、中国電力はブイ設置を強行し、県は中電の着手届けを受理したと言うことである。
こうやって着々と上関原発は造って行かれる事になってしまうのだろうか?
「多分事故など起こらないだろう」との希望的観測の下、瀬戸内海沿岸の漁業者の生活、引いては沿岸住民の食生活を壊す事になるかもしれないものを、山口県だけで決めさせて良いのだろうか?

広島県、兵庫県、大阪府、徳島県、香川県,愛媛県の知事さん達は、少しも気にならないのだろうか、
各府県民の生業を奪う事になるかもしれない所に原発を造ると言うのに?
しかも上関のすぐそばには、かの岩国基地迄有ると言うのに!

北朝鮮に核兵器が有っても無くても、日本にとってはなんら変らないのではないだろうか?
北朝鮮は虎の子の核爆弾を使わなくても、通常のミサイルを原発に打ち込めば、結果は同じ事になるのだから。
日本の国防に熱心な人たちも、核抑止力を持ちたかったら、国内の原発を総て閉鎖するしかないと言う事を肝に銘じて、
原発反対と言わなければ嘘だ、と思わないのだろうか?

上関町の埋め立て工事は、民主党の原発推進政策を見越して強行され、
泡瀬干潟は同じ民主党の意向を受けて、埋め立てを回避された。
政策によって環境は此処まで左右されるのだと示された思いがする。
尤も、上関については自公政権の時方針は決まっていたのだけれど・・・・・

でも民主党政権なら中止してくれるかと期待していたのにな~