春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

今憲法9条を手放してしまうと、国を滅ぼす事になるかもしれない

2009年05月28日 07時01分43秒 | 思想信条
「日本を守るのに右も左もない」に「中国のエネルギー戦略(東南アジアでの資源争奪戦)」と言う記事を書いておられる。
これを読んで、現在の中国が如何にアグレッシブに世界中の隙間(アメリカの手の及ばないところ)から資源獲得に狂奔しているかが分かった。
 特にミャンマーはアメリカの影響から逃れる為に、中国に依存しすぎた為に、
今中国からの侵蝕とも言える事態にあるらしい。
中国の違法伐採でミャンマーの森林は消滅の危機に直面しているという。
そこまで酷くないにしても、中国の隙間(ニッチ)戦略はアメリカにとって、不愉快きわまるものであろう。
この貪欲なまでの資源追求姿勢は、これまでのアメリカのやり方を踏襲しているだけと言っても、
アメリカに対して中国は、表面上は友好関係保ちつつ、アメリカに反抗する国々を狙っての資源獲得戦略なのだから、許しがたい事であろうと想像される。
現在金融危機にあるアメリカは莫大な額の国債を中国に買ってもらっている。
今中国にアメリカの国債を売り払われたりしたら、
ドルは即座に破綻してしまうと言われている。
だから今のアメリカは中国に、けんかを売るわけには行かない状態にある。

アメリカはアメリカの代わりに日本に、中国と敵対して欲しくて仕方ないのではないだろうか?
日中間にも、東シナ海ガス田問題という決着が付かないエネルギー問題が有る。

日本人がこのことで中国をを面白からず思うことを、
アメリカは利用したくて仕方ないのではないだろうか?
アメリカは自身で中国に戦争を吹っかけるわけには行かないけれど、
どこかの国が中国に戦争を吹っかけてくれて、中国の勢いが少しでもそがれたら良いのにという思いが渦巻いているのではないだろうか。

中国を憎む日本の右翼は、てい良く利用されようとしているのかも知れない。
右翼の人達は、自分の意思で中国に怒っているのだと、信じ込んでいるのだろうけれど、
日本を取り巻く諸外国との関係が、すべて公平に公表され報道されていたとしたら、
日本が現在アメリカから受けている不条理と、中国から受けている不条理とでは、比較にならない位にアメリカから受けている不条理の方が大きいと感じる事だろう。
或るブログのコメント欄で右翼信奉者の人に、莫大な思いやり予算なるものを払い続ける政府に、どうして苦情を言わないのかと言ってみたところ、
今の世界はやくざの論理で動いているのだから仕方ないと、
意気地のない諦めの言葉を当然の如くその右翼信奉者は言って(書いて)いた。
そしてその憂さを晴らさんが為のように、中国韓国北朝鮮の近隣の国々に対する憎悪を燃やして、気勢を上げている様に見受けられる。

こんな情勢の時に憲法9条の不戦条項が取り除かれたりしたら、
日本はどんな危険な事になるか、空恐ろしい気がしてきた。

無能で無責任な政治家と、アメリカの指示に従うのを当然と考えている官僚が、
アメリカの意向を汲んで、中国に戦争を仕掛けるような事にでもなったら、
日本は又しても、太平洋戦争の二の舞をさせられる事になってしまう。

恐らくアメリカは、太平洋戦争のときと同じように、
中国の味方をして、日本を悪者にしてしまう事だろう。
日本には侵略国であったという前歴がある。
右翼が何と言おうと、日本はポツダム宣言を受け入れて、
世界に対して悪うございましたと頭を下げたのだから、
世界中から偏見の目で見られる事は避けられないだろう。

日本はガス田発掘の権利をおとなしく手放す必要は無いけれど、
絶対に戦争に訴えるような無茶なまねだけはしてはいけない。
日本人の受ける被害は、ガス田発掘権を失った場合の損失の、何倍になるか?
何千倍、何万倍?

こんな間尺に合わない事を、始めてしまったりしたら、取り返しの付かない事になってしまうだろう。
今も続いている中東戦争のように、長い長い戦争が続く事になるかも知れない。
オバマ政権が出来た頃、
日本が自立する事を、今のアメリカは望んでいると言うアメリカ人の発言を、紹介してあったのを読んだ事があるが、
これは別にアメリカの好意から出た言葉ではなかったのかもしれない。

「日本はどんどんアメリカ離れしてくれていいよ。
この2~3年で日本から搾り取れるものは絞りつくすから、
その後は日本人の意志で中国と戦争をしておくれ、
そうしたらアメリカは、武器は売れるし、目障りな中国を牽制する事もできて大助かりだ。
 それに それが日本のはまり役だろ!」と嘯かれていたとしたら・・・・・

アメリカと中国の問題は、アメリカと中国自身に解決してもらうべきである。
日本は決して、どちらの名代としても、戦争などすべきではない。
憲法9条を堅く護っていれば、攻められない限り戦争はできないから、
少なくとも戦争責任を取らされる事態にはならないだろう。

自民党防衛部会なるものが最近変な事を言い出しているらしい。
防衛大綱:敵基地攻撃の必要盛る 自民小委が提言案
自衛の為の攻撃など以ての外の事である。
大抵の戦争は、自衛の為という言い訳から始められているというのに・・・・・