食虫植物と初夏の草花展

今日は昼から時間が空いていたので、河内長野市にある「大阪府立花の文化園」へ行って来た。
今週末まで「食虫植物と初夏の草花展」というイベントをやっており、これを是非見てみたかったのだ。

実は私、食虫植物が大好きなのである。
子供の頃から、この虫を食べる植物というものに非常に興味があり、実際に家で育てていた事もある。
だが、この食虫植物は育てるのがかなり難しい。
元々、熱帯や湿地帯の植物なので、一般家庭の様な条件ではなかなか冬が越せないのだ。
ウツボカズラやハエトリソウなど、何度も枯らしてしまった。

まあそんな訳で、いろんな食虫植物が一度に見れるこの機会を見逃す訳にはいかず、早速今日行って来た。
イベントホールって所でやっていたのだが、初夏の草花展と同時開催のためか思っていたより規模が小さかったかな。


確かに、ホール中が食虫植物だらけってのも気味悪いものなのかも知れないが…
それでも有名どころの食虫植物は揃っていたので、私としては、まあ満足だ。

食虫植物の代表の一つ、ウツボカズラ。


日本でも自生するモウセンゴケ。


そして一番有名かも知れないハエトリソウ。


視覚的にもこれが一番おもしろい。
誰もが一度はテレビなんかで見た事があるだろう。葉が閉じて虫が捕らえられる様子を。
ただ、この補虫時に葉を閉じる動きが植物自体にはかなりの負担になる。
そして補虫のために２～３回葉を閉じるだけで、その葉は枯れて新しい葉と生え変わる。
昔はこれを知らなかったので、家で何度もハエトリソウを枯らしてしまった。
葉の閉じる様子がおもしろくって閉じさせまくってたから…　

久しぶりに見た食虫植物たち。
やはり私にとっては他の植物とは違った魅力がある。
また育ててみるか。そんな思いがふと頭を過ぎった私である。