felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

北陸線電化記念館のED701

2012-11-10 23:12:24 | 戯言
昨日の記事にした8日のラッセル車撮影行。
河毛~高月間での撮影後に再び長浜駅に戻り、駐車場横にある『長浜鉄道スクエア』に立ち寄った。

この『長浜鉄道スクエア』。
旧長浜駅舎と長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3つの施設から成り、館内を自由に行き来できる。
展示物や資料はチョットした博物館級で、中でも目玉となるのは北陸線電化記念館で保存されている交流電気機関車のED701(TOP画像)だろう。
北陸線電化記念館にはED701の隣にSLのD51793も保存されているのだが、ED70の保存車はこれが現存唯一の物となる。
なので、どうしてもこっちに目が行ってしまう。

この『長浜鉄道スクエア』(当時はこの名称ではなかったが…)には、15年ほど前に一度行った事がある。
その頃は、まだ長浜鉄道文化館と北陸線電化記念館は建っておらず、旧長浜駅舎だけで成る施設だった。
当時も旧長浜駅舎横にD51793が保存されていたが、雨ざらし状態で結構痛んでいたのを憶えている。

北陸線電化記念館が安住の地となったED701であるが、ここに来る前は敦賀第二機関区で保存されていた。
北陸本線の上り線横で保存されていて、機関区の公開時などで何度も目にしたものだった。
しかし、これも雨ざらしでの保存だったので、塗装の状態は良くはなかったと記憶する。

2003年。
ED701が北陸線電化記念館で保存されると決まり、搬入を前にお色直しされたと当時の雑誌で紹介されていた。
それを読んで以来、綺麗になったその姿を一度見てみたいと思っていたのだ。

で、念願叶って目の当たりにしたED701。
さすがに屋内保存とあって、お色直しから10年近く経ってもその姿はとても綺麗だった。
ただ意外だったのが、機関車の色が思っていたよりピンクっぽかった事だ。
ED75や76ほど赤くはないと思っていたが、ホントの色はこんな色だったんだね。

保存展示されている機関車は、共に運転台に入る事もできる様になっている。
運転席に腰掛けてみたが、車とは違った高い視界が何だか新鮮にも感じた。
昔、体験運転か何かでDD51を運転した事があるのだが、できる事ならもう一度機関車を動かしてみたいと思ってみたり。

ともあれ長年の望みだったED70は見れたし、ラッセル車も納得のいく形で撮影できたのだ。
一昨日の8日は、私にとって近年希なとても充実した一日だった。