felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

携帯メールを使った「大阪880万人訓練」

2012-09-05 23:02:27 | 戯言
今日の午前11時、大阪府内全域でエリアメールのシステムを使った「大阪880万人訓練」が行われた。

このメールは電源が入っている限りマナーモードにしていても最大音量のアラームで着信を知らせるという特別なもの。
そのため前日からテレビやラジオなどでは注意を促すアナウンスが頻繁に行われていた。

午前11時過ぎ、私のスマートフォンに着信のアラームが響いた。
おっ、来た来た。

特別なメールを示すためだろう。
着信ランプには、赤いランプが灯っていた。
そして画面を表示させると、メールアプリを開くまでもなくイキナリ見慣れない形のメールが表示された。

そのメール画面を撮っておこうと思ったのだが、別の画面に切り替えた途端に消えてしまい、その後表示させる事はできなかった。
訓練用メールである事や、実際に起こったときにどうするか考えてみてくださいって感じの事が書かれていたのだが… 

今回のメールを使っての訓練。
私自身は今使っているスマートフォンが緊急速報メールの対応機種だと確認できた事や、実際どんな感じの着信になるのかが分かって有意義だった。
こんな訓練でもないと、もし本物の緊急メールが来たとしても、何これって感じになったと思う。

ただ、ちょっと問題だと思ったのが自分の持っている携帯が緊急メールの対応機種でなかった場合だ。
実際、弟の携帯には今回のメールが届かなかったという。
恐らく古めの機種だと対応していないのだろう。
自分の携帯が対応機種ではない場合は、対応機種ではないという自覚が必要だ。

あと、実際にメールが届くのに時差がある事も気になる。
今日のメールは午前11時ジャストに発信されたもの。
だが、私の携帯での着信は11時1分。
11時5分くらいに着信した人もいたという。
今回の様に内容が地震の速報であればメールより体感で先に知る事もできる。
しかし、もし津波や原発事故など体感できない災害の速報であれば、この時差は問題だ。

数分の差が生死を分ける事があるのは今や誰もが知るところ。
現在のメールのシステム上、これは仕方ないのかも知れないが、今後検討すべき課題だろう。

ともあれ今日の訓練。
単なる一斉訓練でなく、今やほとんどの人が持っている携帯を使ったものであった事は意義があったと思う。
メールを見て改めて防災意識を持った人も、きっと多かったに違い無い。