500系新幹線

2月いっぱいで16両編成の「のぞみ」運用が無くなり、JR東海区間では見る事ができなくなる500系新幹線。
デジカメではマトモに撮っていなかったので、無くなる前に16両編成の雄姿を撮っておこうと、この冬何度か千種川へ出掛けている。

同じ思いのファンも多いのだろう。
天気の良い休日は、結構な賑わいになっている。
まるで0系新幹線が無くなる前の再現だ。
今日は天気も良く、上りのドクターイエローの運転もあったはずだし、有名撮影地は大賑わいだった事だろう。


今回の場合、「のぞみ」での運用は無くなるが、この500系自体が無くなってしまう訳ではない。
この後、8両の短編成化改造を施されて「こだま」として運転される事となるのだ。
その改造を施され、既に「こだま」として走っている500系もある。

この500系。個人的には、新幹線車両史上における名車の一つだと思っている。
初めてこの車両を目にした時のインパクトは凄かった。
戦闘機を思わせるあの先頭部。
南海のラピートを見ても特に驚きはしなかった私ではあるが、鉄道車両を見て、あそこまで驚いたのは、前にも後にもあの一度きりだ。

今回、第一線である「のぞみ」運用から外れる500系ではあるが、その車齢はまだまだ若い。
当分の間は「こだま」として、元気に走り続けてくれる事だろう。