楽しきかな第二の人生

黒衣おじさん&看板おばさんと愛犬福太郎の物語。

信州 長野県 生坂村 巨峰狩り ぶどう直売の看板おばさん奮闘記 その25

2012年10月01日 | ぶどう園便り

9月29日(土曜日)、娘たちが住む住宅のすぐ近くの日置神社で秋祭りが行われていたので、見学に行ってきました。

神社に行ってみると、既に地元の人たちによる獅子囃子?が行われていました。日置神社がある集落は小さく氏子の数もそんなに多くはないと思いますが、昔から伝わる民族芸能が保存会の皆さまによってしっかりと伝承されています。

屋台のおでんや焼き鳥、綿あめ、それにビール、ジュースなどすべて無料、氏子の寄付によって賄われているようです。黒衣おじさんも美味しいおでんにビールご馳走になってきました。

 

 

昨日(30日日曜日)、ぶどう園のお手伝いに来ている孫のはーちゃん、ゆーちゃんは「稲刈り体験」をしました。同じ生坂村でぶどう園をやっている「はるうた農園」さんのお子さんとお友達になり誘われて参加。

 

 この稲刈り体験は、松本大学のゼミに地元生坂村の小学生が参加して行われた生坂村教育委員会主催で公民館の行事。稲刈り体験の後は、河原で遊んだり、皆で車座になってお弁当を食べたりして楽しいひと時そして貴重な体験をしました。

 

「季来里(きらり)ふぁーむ・すずき」のぶどう園では、松川村正調安曇節保存会相談役の高田尚武さんが来園され「正調安曇節」他を聞かせていただきました。

高田さんは正調安曇節を絶やさないようにそして普及させるために施設等に出向いて皆さんに聞いてもらっているのだそうです。

高田さんは尺八歴40数年、「大師範」の資格をお持ちだそうで、歌い手さんとペアで各地に行かれるそうですが、今回は歌い手さんは都合で来られませんでしたので、今回はお一人で「正調安曇節」のほか童謡赤とんぼや荒城の月、琴曲で有名な春の海などを披露して頂きました。

ぶどうがたわわに実る園内に枯れた尺八の音色が響き渡りうっとりと聞き入ってしまいました。

 

本来は、歌い手が歌うのですが今日は都合で来られなかったので私が、と言って「正調安曇節」を聞かせてくれました。御年80歳と云うことですが若々しい歌声、すばらしい。

今回、「季来里(きらり)ふぁーむ・すずき」のぶどう園には娘の大学時代の友達とご両親など10名足らずしかいなかったので、娘たちは、来年はぶどう狩りのお客様がたくさん来られる9月中ごろの連休に来て「正調安曇節」を聞かせてくださいとお願いをしていました。高田さんありがとうございました。

 

 

3時頃から雨が降り出してきました。日本列島を縦断しそうな台風17号が四国沖にあってその影響が出てきました。17号は大型台風で風雨とも強く沖縄などで既に被害が出ています。ラジオでも「進路にあたる地方では十分注意をしてください」と注意を促しています。

「季来里(きらり)」でも台風に備え、ノボリをおろしたりネットを張ったり、看板おばさんは直売コーナーを片付けたり大忙しです。

 

 椅子を載せて暴風対策したぶどう狩り用のテーブル。

被害がありませんようにと雨が強くなったぶどう園を後にし、今度は家の周りの風で飛ばされそうなものを倉庫に入れたり台風に備えました。

 
 
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