自分的には遅れたネタですが、7月9, 10日の木、金曜日に
ミルウォーキーのAurora St. Luke's Medical Centerが開催したALSOの会に参加してきました
参加者は30人ほどで、8割がAurora St. Luke's Medical Centerの家庭医と産婦人科のレジデント
他は開業の家庭医が1人、シカゴのプログラムのレジデントが4人ほど
初日は午前中が講義
午後は、人形などを使ったワークショップで
テーマは
翌日は、さらに午前中に講義を3コマと、ワークショップを2つ
ワークショップのテーマは
実際の妊婦さんでエコーも実践させてもらいました
そのあとは、ペーパーテストと
Megadelivery(シュミレーションの実践試験)
予習をしっかりして行きましたので大変勉強になりました
一番面白かったのはPostpartum Hemorrhage/ Maternal Resuscitationのワークショップでやった出血量予想
写真のように、様々な容器に血液(に似せた液体)が入っており
中にはガーゼも入れてあったり
参加者はめいめい出血量を予測しましたが
平均すると皆は半分ぐらいに過小予測していました
ちなみにこれで正解は400cc
このワークショップのあと、現在OBフロアーで働いていますが
出血量で毎回アテンディングと意見が分かれています
「このまえALSOに出て、皆が過小評価していることが分かって・・・」と力説すると
大抵のアテンディングは
「なるほど、そうかもね・・・」と納得してくれます
出血量予測のわりに、Hbの低下が大きい症例も実際に経験して
「やっぱり、過小評価だ」と改めて実感しています
ミルウォーキーのAurora St. Luke's Medical Centerが開催したALSOの会に参加してきました
参加者は30人ほどで、8割がAurora St. Luke's Medical Centerの家庭医と産婦人科のレジデント
他は開業の家庭医が1人、シカゴのプログラムのレジデントが4人ほど
初日は午前中が講義
午後は、人形などを使ったワークショップで
テーマは
- Assisted Vaginal Delivery~ Forceps, Vacuum delivery
- Malpresentations, malpositions, multiple Gestations
- Postpartum Hemorrhage/ Maternal Resuscitation
- Shoulder Dystocia
翌日は、さらに午前中に講義を3コマと、ワークショップを2つ
ワークショップのテーマは
- OBケースディスカッション
- Intrapartum Fetal Surveillance/Diagnositc Ultrasound
実際の妊婦さんでエコーも実践させてもらいました
そのあとは、ペーパーテストと
Megadelivery(シュミレーションの実践試験)
予習をしっかりして行きましたので大変勉強になりました
一番面白かったのはPostpartum Hemorrhage/ Maternal Resuscitationのワークショップでやった出血量予想
写真のように、様々な容器に血液(に似せた液体)が入っており
中にはガーゼも入れてあったり
参加者はめいめい出血量を予測しましたが
平均すると皆は半分ぐらいに過小予測していました
ちなみにこれで正解は400cc
このワークショップのあと、現在OBフロアーで働いていますが
出血量で毎回アテンディングと意見が分かれています
「このまえALSOに出て、皆が過小評価していることが分かって・・・」と力説すると
大抵のアテンディングは
「なるほど、そうかもね・・・」と納得してくれます
出血量予測のわりに、Hbの低下が大きい症例も実際に経験して
「やっぱり、過小評価だ」と改めて実感しています
先生の施設では、分娩時の出血は目視で推定するのでしょうか?
僕が今まで勤務した病院では、清潔野のシーツにこぼれた重さを助産師が測ります。でも多くの場合、清潔野には羊水も混ざるので、清潔シーツが800g増加していた場合、羊水分を目視で推測して、「あれ500mlくらいだったかな?」と考え、出血300gとします。
分娩時出血は突発・大量で、すぐショックやDICになるから、研修医の時は、分娩後2時間は妊婦の傍を離れず、褥婦の子宮底を確認するように教えられたことを思い出しました。
もっとも、最近はMWに1時間値50g以上コールね♪ とさっさと当直室の布団で寝てしまいますが…
コメントありがとうございます。そうですね。お産の時は私たちの施設では目視です。分娩後出血は看護士さんがマンツーマンでチェックしており、場合によっては重さを測定しています。興味深いのはこちらの施設では、「日本人妊婦さん=分娩時出血が多い」と認識されています。そのような傾向を示すデータをみたことは無いのですが、当施設の妊婦さんの1/5が日本人で、複数のアテンディングがそのようなコメントをしています。
よろしければ、そちらのご住所を教えて下さい。何だかストーカーみたいですみません。
TOSHIE