今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

しないことリスト(プロフェッショナルだけど私生活はダメ人間)

2008-02-14 00:32:21 | 時事ネタ
梅田望夫さんのブログMy Life Between Silicon Valley and Japanの

「しないことリスト」で考えてほしいこと


という記事が興味深かったです

自分も「しないことリスト」を考えてみました
  1. 高齢で認知症の患者さんを「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばない(ちゃんと名前で呼ぶということ)
  2. 患者さんを患者様と呼ばない(医師患者関係は対等て充分です)
  3. 患者さんや同僚、後輩医師と接するときに感情的にならない(怒る、怒鳴る等)
  4. 空腹なのに無理して働くこと(緊急でもないのに、食事を後回しにすること)
  5. 診療中の知ったかぶり(相手の不安をあおらない態度は必要ですが)
  6. 診療中の「まあいいか」(なあなあにしないということ)
  7. 就寝2時間以内に食べること
何と、最後の項目以外は仕事関連

プロフェッショナル意識でのこだわりはたくさん思いつきます

逆に、私生活はほとんど浮かびません

6.は幼少時より経験的に学んだことで、どうやら胃食堂逆流(GERD)があるという自己診断です


逆に、「やめたいこと(やめられないこと)リスト」

  1. 家族に対して感情的に接すること(子供を叱るときにカッとしてしまうことなど)
  2. 間食
  3. 腹いっぱいまで食べること
  4. 炭水化物の取り過ぎ(ラーメンばかり食べ過ぎ)
  5. エレベーターの使用
  6. ネットサーフィン
  7. テレビ
  8. 無駄な夜更かし
  9. カルテの象形文字
こちらは逆に、最後を除いてほとんどプライベート

職場ではしっかりしている(自称)のに、私生活はダメ人間

診療中や、後輩を教えるときにできることを、なぜ私生活でできないのでしょう?

自覚するだけでもマシでしょうか

ちなみに、「しないことリスト」の特集がのっている日経ビジネス・アソシエ2月19日号はおもしろそうです

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