今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

最初の壁

2008-06-18 21:34:30 | 臨床留学
研修2日目にして、くたくたです

ソファーでそのまま寝入ってしまいました

3日目がOffで助かりました(週末がPALSでつぶれる関係)

他のプログラムではそうもいきません

小児科は2日目の集合が朝の6時

しかも既にOn callまで入っているそうな


なぜ疲れているかというと、犯人は電子カルテ

大変だと事前に思っていた初日のNRP(新生児蘇生プログラム)はたいしたことが無く

2日目の電子カルテセッション(6時間)で死にました・・・

カルテが全部電子化されており、家からもカルテ閲覧、記載ができて、オンライン上に研修の資料、勉強の資料が満載とくれば

夢のような環境下と思いきや・・・

さっぱり分かりません

結果の閲覧、カルテ記載のシステムとオーダーのシステムが別々になっているのがまず頭を混乱させます

移行期なので将来的には一元化するとのことですが、まるでどこかの保険システムのよう

しかも前半の結果閲覧システムの教え方が最悪

明らかに学習者がついて来れないペースで、ひたすら情報を流し込んできます

自分の英語力の問題かと思いきや、隣のnativeレジデントも眼が死んでおり

「半分も分からん」と言っていました

あらゆる教育機会で、常にフィードバックにより改善がなされているはずなのに・・・

来年からは改善してもらえるようフィードバックをします、絶対に

1年以上あとに自分が使いこなせるようになっていれば、すばらしいシステムなのかもしれませんが

複雑すぎて、途方に暮れます

フェローをしているY先生も

「1年たったけど、よく分からない部分が多い」とのこと

字が読めなくてもアナログの手書きカルテの方が、まだマシに思えてしまいます

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1 コメント

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welcome (familydoc)
2008-06-19 11:42:58
welcome to the U.S. !
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