今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

J1ビザ取得への長い道のり~その6 ビザ発行

2008-05-23 00:00:50 | 臨床留学
ビザが発行されました

私の分だけ・・・

恥ずかしいことに、妻と面接に行ったのですが妻と娘のDS-156と妻のDS-158という書類を用意していなかったのです

妻は再度面接のために、大阪に出向かなければいけません

仕事を休んで、大阪まで同行したのに申し訳ないっす・・・


何故こんなことになったのか・・・

言い訳ではなく、同じような勘違いをする人が出るかもしれませんので、私の頭の中を開示すると

J-1の家族はJ-2ビザといって、基本的にはJ-1の人のビザに附属するような形になります

ECFMGへ提出する書類も、J-2の人、つまり家族単独の書類はほとんどなく、必要な場合は「家族の分も必要だ」と明記してあります

その延長上で、勘違いがおきたのです

大使館のサイトの説明に「家族のDS-156やDS-158も必要だ」と明記していなかったので、勝手にいらないと解釈しました

もちろん「必要でない」とは書いてありません

だから必要だったのですが・・・

みなさんも気をつけてください



ところで3/20にマッチ先が判明してから、ビザ発行までの実際のタイムスケジュールをまとめました


1.事前にMinistry of Health Letter(政府証明書)の書類を取り寄せる

2.プログラムからLetter of Offerを受け取る(コピーで良いのでメールに添付して送ってもらう)

3.Letter of Offerとその和訳をつけて、厚労省へMinistry of Health Letter(政府証明書)の申請(4/1に申請し、届いたのは4日後)

4.Ministry of Health LetterとAPPLICATION FORM FOR INITIAL SPONSORSHIPなど添えて、ECFMGにDS2019の発行を申請(4/10にプログラムからECFMGに書類を発送し、5/3にDS2019がプログラムに届き、私の自宅に転送されたのが5/9)

5.DS2019をそえて大使館にVisaの申請をして面接の予約を取る(予約は4月中旬に既に済み。大阪はすいているので、数日前でも予約枠は空いていました。)

6.面接後ビザ発行(5/15に面接して5/20に自宅へ到着)

事前に聞いていたより、それぞれのプロセスは早くすすみましたが、

もし書類不備によって、日米で書類が一往復すると1週間ロスします

ECFMGとプログラム、自分の3者で行き来すると、1工程で2週間ロスです

結局、最短で準備した場合でも、書類不備が許されるのは1回まででしょう