久しぶりに亀井道場に参加してきました
今回は亀田メディカルセンター リウマチ膠原病内科
岸本 暢将先生による膠原病のセッションでした
亀井道場の簡単な紹介は
第16回日本総合診療医学会学術集会の学会特別企画
「亀井道場スペシャル」というセッションの紹介より抜粋
「基本的な臨床的技能を学びたいという学生達の熱意に応え、スタートした亀井道場はプライマリーケアに造詣の深い各界の師範代を迎え、回を重ねこの2月に 39回を迎えた。いまや全国の大学の学生、研修医、そして看護師など多職種の集う学びの場に発展してきた。その特徴は学生主体の運営であること、異なる背景を持つ受講生の集まりであること、そして実際の患者さんの診察を通じて基本的技能の習得だけでなく医師患者関係の実際を垣間見ることが出来ることである。」
岸本先生のセッションは、前回参加した上司が
「関節診察のデモと練習がとても良かった」と絶賛されていたことと、
岸本先生の本(アメリカ臨床留学大作戦)には臨床留学を実現するにあたり、かなりお世話になっていたこともあり
いつかは参加したい(一度お会いしたい)と思っていたのですが、
自分が渡米してしまうため、今回を逃すといつになるか分からないので、無理矢理スケジュールを調整して参加しました
内科のジェネラルなバックグラウンドを大事にしながらも、スペシャリストとしての強みと、強烈なプロフェッショナリズムを感じさせる姿勢に感銘を受けました
自分自身のジェネラル志向が、日本のスペシャリスト(特に内科系)の現状へのアンチテーゼに立脚している部分も一部あったせいなのでしょうか?
逆に切れ味の良いスペシャリストの先生と出会って
「ああ、かなわないなあ」と脱帽してしまうと共に
こんなスペシャリストなら自分もなってみたかったなあ(みたいなあ)
と今更ながら思うのでした
勿論、ジェネラル(家庭医)を選択したことを後悔しているわけではありません
ジェネラリストとスペシャリストは相補的な関係にあり、こんなスペシャリストが1人でも増えてくれて、
自分たちもジェネラリストとして、恥ずかしくない診療を提供できれば
きっとすばらしいコラボレーションが生まれるのでしょう