今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

Web2.0時代の(医学)教育

2008-01-04 23:45:44 | 教育
あけましておめでとうございます

あと数日で、インタビュー旅行のため渡米します

HANDS-FDFのメーリングリストで、web時代の到来を考えさせられる動画を教えていただきました

元々の記事は
http://ascii.jp/elem/000/000/096/96607/index-2.html
です

OLPC XOという、発展途上国の子供たち向けの100ドルパソコンが普及されると、何億人という発展途上国の子供たちが世界と繋がります

さらにDid you know2.0という動画を是非みてください

強く感じたのは、危機感です

日本はおいていかれる・・・ 
そして医学教育も遅れるばかり・・・

英語を話せる(医)学生がどれだけいるでしょう?
Web 2.0を見据えた(医学)教育がどれだけされているでしょう?
そもそも、自分で考えて何かを作り出す人間を育てるような初等教育がなされているのでしょうか?

ただその危機感の一方で、

小学生に英語を教えるよりも、日本語(国語、古典)や日本文化をもっとちゃんと教えるべきだという思いは強くあります

不安だらけのコメントになりましたが

うれしい面が二つ

HANDSに出会ったおかげで、この動画をみて、色々考える機会を得られたこと(先ほどまで知らずにいたわけですから)

もう一つは娘の教育

5歳で渡米し、帰国が多分5年後となると、

渡米中の日本語環境をどうするか?
帰国後の学校をどうするか?

なんて、今から心配していましたが

英語を話せて、自分で考える教育を受けることになると考えれば、逆に彼女はhappyかもしれません