映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(宇治・南山城)「最勝院不動堂」

2006-09-28 00:02:36 | 旅 おでかけ
 不動明王を本尊とする最勝院の本堂。
また最勝院が天台修験宗を極める聖護院末であるところから役小角(えんのおづぬ )(役行者)の像が祀られています。
 隣接する地蔵堂は地蔵菩薩座像をお祀りしている小堂です。
 また平家に対抗して立ち上がった源頼政が、敗れてこの地で最後を遂げましたが墓所が近くにあります。それは頼朝蜂起の前のことです。

(宇治・南山城) 「鳳凰堂東南より」

2006-09-28 00:01:56 | 旅 おでかけ
 鳳凰堂の東南方向あたりです。そろそろと橋が見えて来ました。
 さて、私も歴史は嫌いではありませんが、この王朝時代というのはどうも苦手なんです。それは平安時代と云われるように、飛鳥、天平時代に比べれば変化が少ないからと思います。
 藤原道長に関する事跡については永井路子氏の「この世をば」と云う小説を読んだことがありますが、道長と云うよりも彼の娘たちの物語だったように思います。
 
 

(宇治・南山城〉「平等院の池と橋」

2006-09-28 00:01:15 | 旅 おでかけ
 南門から時計の針方向で一廻りして、また元の場所へ戻って来ました。
 鳳凰堂へ渡る橋や樹木や山々のの緑がしっとりとした、落ち着いた風情を描いています。
 鳳凰堂の名前の由来になった「鳳凰」の本物は、別棟の「鳳翔館」に展示してあるのでこれからそちらへ向かいます。
 
 

(CD落書帖)「ペギー・リー&ダイナ・ショア」

2006-09-27 00:17:12 | 雑記帖
 Play the guitar
 Play it again, my Johnny
 Maybe you're cold
 But you're so warm inside
 I was always a fool
 For my Johnny
 For the one they call Johnny Guitar
 Play it again, Johnny Guitar
 
 この歌詞を読むと…メロディが自然と湧いて来て…思わず遠い昔に帰ってしまうのです。勿論、すぐに現実に戻ってちょっぴりし寂しくなるのですが…
 西部劇の主題歌と云えば「駅馬車」「黄色いリボン」や「ボタンとリボン」など、軽快な感じのが多かったようですが、やがてマリリン・モンローがハスキーな歌声で歌う「帰らざる河」のように、やや哀調を帯びたものがヒットしました。
 でも、極め付きは何度も何度も執拗に書きますが、やはり私はなんと云っても
「Peggy Lee」の「Johnny Guiter」が一番いいと思います。
 ベニー・グッドマン楽団の専属歌手としてデビューして以来、有名なの歌のほかにその後は女優に転身して、アカデミー助演女優賞にノミネートされるなど異色の歌手でした。
 
 前回のブログでジューン・アリスンも彼女と同系列の「癒し糸」のアーティストだ…と書いたあるブログ記事を紹介しましたが、その記事は外に歌手のダイナ・ショアの名も挙げていられました。
 ほんとにその通りで「落ち着いて気取らず、近づきやすい親しみと暖かみを感じる演技」(記事の表現)やヴォーイスに、どれ程癒されたことでしょうか。
 またP・リーやD・ショアーの二人の歌手はCDを聞き比べてみると声質は少し違うような気がしますが、落ち着いた雰囲気は共通したものと思います。
 そのブログの主の方は「彼女達はいずれも、第二次大戦の厳しい試練の時期に青春を迎え必死に耐えて生きて来た年代のアーティストだ…」とも云っていられましたが、ほんとに真実を衝いた見方と思いました。
 1940-50年代のスターやアーティストに私たちが、いまだに鮮烈な記憶や憧れを持っているのは、そう云うことだったのかな?と今頃になって気づきました。

 私が始めて興味を持った外人女性歌手はパティ・ペイジでしたが、彼女の「涙のワルツ」を聴くと本当にいっしょに泣いてやりたい…ような気分になった云々などと、ブログに書いた記憶があります。 
 喜怒哀楽の気分的な共感を持ったことはあっても、あまり「癒し」にはならなかったようで、この点は「シークラット・ラヴ」などのドリス・ディにも云えます。
 ジューン・アリスンは雑誌で見る程度で映画では、そうたびたびお目にかかれませんでしたが、この点ペギー・リーとダイナ・ショアはラジオでしばしば耳にしていたし、あの頃は「癒し」という言葉も意識もありませんでしたが、特にダイナ・ショアの場合は「ボタンとリボン」のように陽気に歌っていても、「チェンジング・パートナー」のようなスロー・ワルツでも彼女が歌うと、別れの歌なのに何故か暖かい雰囲気に包まれて来る…これはきっと声の質もそうさせるのかな…とも思いました。PCで彼女の歌を聴きながらそんな風に思います。

 さっきのブログの中に「癒し系」としてジョー・スタッフオードも、その一人…と書いてあるのを読んで飛び上がりました。
 彼女に昨夜は一晩中「You Belong To Me」を歌いまくって貰ったばかりだからです。でも、残念ながら私は彼女と、あんまりお付き合いがありませんが…
 ひょっとしたら彼女の歌は私PCに、もっと入っているのかも判らない…と云う訳でこれから調べることに致しました。
 (写真はペギー・リーでした。ヒット曲「ブラック・コーヒー」です。)
 
 


  
 
 


(宇治・南山城)「鳳凰堂池の北端から」

2006-09-27 00:16:19 | 旅 おでかけ
 池の周りを北の方へ廻りますが落ちついた雰囲気です。 
 それにしてもこの鳳凰堂も正式には「阿弥陀堂」なんですね。
 あの信州の山の中の「阿弥陀堂」を思い出しますね。 
  
  「此の世をば我が世とぞ思ふ望月の かけたる事も無しと思へば」
  こんな世にも有名な歌を詠むほどの名誉と富を手中にして、藤原道長はこの別荘で何を思いながら生きていたのでしょうか。

(宇治・南山城)「鳳凰堂北側」

2006-09-27 00:15:34 | 旅 おでかけ
 鳳凰堂の北側…つまり正面から見て北側になります。
 鎌足を祖先とする藤原氏も道長の代に至って、最高潮に達したと云えます。
 三人の娘を三人の天皇の妃にするという、前例のないことをやってのけて摂政という最高権力者に登りつめて、「この世をば…」の歌を残すほど得意の境遇の彼にも大きい悩みが隠されていたようです。
 それは病苦…いかに権力者とといえども、こればかりは勝つことが出来ませんでした。

(宇治・南山城〉「鳳凰堂東側・池と影」

2006-09-27 00:14:48 | 旅 おでかけ
 池の中央に建てられた鳳凰堂の建物が水面に静かに影を落としています。
 少し「平等院オフイシャル・ページ」の説明を借ります。
 現在では色あせてしまっていますが、堂内の天井や小壁は、文様で埋めつくされて柱にも天衣を翻して舞う天人や楽を奏する天人や、飛び立つ鳳凰などが描かれ、これらは鮮やかに彩 色されていました。
 そして天蓋中央部の大型の八花鏡のほかに、天井には計66個もの銅製鏡が吊られています。鏡は夜間にはゆらゆら揺れる灯明の明かりを反射して、幻想的な世界を創り出していたはずです。
当時の人々は鳳凰堂を地上に出現した極楽浄土ととらえていたのです

(映画音楽)「You Belong To Me」(映画「命を賭けて」)

2006-09-26 00:04:20 | 映画音楽
 気になる映画…続編です。 
 若い頃に「トニー谷」と云うタレントがいて、独得の言葉使いや片言英語でのギャグの連発で結構人気がありました。
 彼の十八番の中に当時のヒット曲「ユー・ビロング・トゥー・ミー」の替え歌がありましたが、最初だけの部分だけは今でも覚えています。歌詞の一節は
 「ひざまくらで ねよー……」(膝枕で寝よう…)でしたが原文は…
 See the pyramids along the nile …で私達は「日本語」の替え歌ばかりで覚えました。但し最後の歌詞のJust remember darlin(…中略)…You belong to me…のところだけは覚え易かったからか、原歌詞で歌ってキチンと?締めました。
 とにかく熱烈なラブソングでもコミック・ソングに茶化して仕舞う彼の才能は、私達のオツムの程度から云うと誠に尊敬に値しました。

 ところで今回取り上げたのも主題歌がヒットした割合に、映画があまり目立たなかった気の毒な作品です。
 この「命を賭けて」と云う映画については私も主演者が、当時の代表的二枚目スターのトニー・カーティスで…と云うことは覚えていました。
 そこで出演映画をチエックしたところ、驚いたことに1949年から2001年までの52年間に、86本もの作品に出ているのですが、その中から「命を賭けて」一本捜すのに苦労しました。
 実を云うと彼の映画は全く見ていないので、彼について知ってることと云えばジャネット・リーの元旦那だ…と云うことぐらいでした。
 それじゃジャネット・リーと云えば…と尋ねられれば出ていた映画と云えば「若草物語」しか知らないと云う古いお脳でした。
 ところで彼の映画で一番知られているのが、マリリン・モンローと共演した1959年の「お熱いのがお好き」でした。この映画はギャングに狙われたトニーが、女装して逃げまくる…と、云うコメディですが、彼の見事な化けぶりは有名です。写真最左側がT・カーティス 次が助演のJ・レモン 右端がM・モンローです。

 ところが探索している内に判ったのは、J・リーとの間に生まれたお嬢さんも、やはり映画俳優になっていると云うことでした。
 ジェイ・ミー・カーティスとケリー・リー・カーティスの姉妹ですが、蛙の子が
なんと二匹も蛙になったようです。

 さて私が話題にしている映画「命を賭けて」の相手役は、多分ルス・ローマンあたりではではなかったかと思いますがよく覚えていません。
 彼女は中堅スターで助演ですが彼女の映画でいずれこのブログに登場してもらう予定ですが、今日はとりあえずお披露目としておきましょう。
 ところで今日の主題曲「You belong to me」のCDを、さっきからかけまくっていますが、何度繰り返して聴いても「膝枕…」には聴こえませんね。
 トニー谷の旦那の巧みな話術と歌いっぷりに、まんまとに騙されていたのかな…???
 最近急に気になって来た歌手の一人…ジョー・スタッフオードさん…今夜は一晩ほんとにご苦労さんでした。

 (追記))
 映画「命を賭けて」の相手役が友人の方のお知らせで判りました。
 「黄色いリボン」にも出ていたジョアン・ドルーという女優さんでした。
 コメント欄ご覧下さい。ご教示有難うございました。

 


























      







 



(宇治・南山城)「平等院・山門」

2006-09-26 00:01:56 | 旅 おでかけ
 中ノ島から橋を渡って料理旅館などの間を通って,平等院の山門の前にに出ました。ダムや塔の島などへ寄って時間を取ったので、この頃には観光客が大勢詰め掛けていました。
 鳳凰堂はちょうど内部の修理中のため見学は、時間と人数を区切って案内することになっていて,待ち時間が必要なので鳳凰堂の見学は止めて、池やその周辺を散策することにしました。