映画と音楽そして旅

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〔映画音楽) またも「ムーン・リヴァー」

2006-03-05 00:09:39 | 映画音楽
 前回の続きです。
 探して見ると「ティフアニーで朝食を」のVTRはすぐに見つかりました。
 先ず冒頭の番組の司会者とゲスト歌手鈴木重子さんとの対談がありました。映画の中でA・ヘップバーンが歌う場面がありますが、鈴木さんは彼女の歌い方を評して,非常に丁寧に誠実に歌っていると云います。画面に出てくる彼女の歌はそう長いものではなかったと思いますが、窓辺でギターを抱えて歌う場面は印象に残りました。
 鈴木重子さんが歌った「ムーン・リヴァー」は英語で、画面に和英両方の字幕が映りました。だからと云って聴いて覚えられるわけでもなし、しょうがないのですが、とにかく歌を聴きながらその歌詞を辿っていくだけで、楽しい気分になるのですから不思議なものです。
 結局は鈴木さんの歌を含めて合計4種類の、「Moom river」を一晩かかって聴きまくることになりましたが、どれも優劣つけがたく‥と云うよりも、頭の中がごじゃごじゃになりました。どのヴァージョンも気分がよく出ていて良かったですが、どれでもいいからベストを選べ‥と云われたら、やっぱりA・ヘップバーンの歌の一番がいいと思います。
 CDの歌声はあの某国の王女さまの頃のイメージと、ちょっと違うような気がするんだけど‥まぁあれから長ーい年月が、たっているし許して上げましょう。それにしてもヘンリー・マンシーニは、あまり広くない彼女の音域に合わせて、作曲したと云われるだけに彼女にちょうどピッタリの歌でした。
 マンシーニとヘップバーンのお付き合いといえば「シャレード」がありますが、私が苦手のサスペンス風らしいのでまだ観てませんが、CDに入っている音楽も素敵なのでレンタルしなくては‥と思います。
 実はブログ作りの間、彼女の歌がPCから何回も繰り返し流れています。二十回ぐらいは休憩ヌキで歌ってくれたはずなので、王女さまもそろそろとお疲れのご様子のようですから、お休み戴くことにしましょう。私の頭の中の彼女は永遠のプリンセスでございます。
 あの頃の世界の恋人‥今でも我が憧れの恋人‥オードリー・ヘップバーンについては、いずれ原点の「ローマの休日」に戻ってでも‥また一晩かかってでも‥総括を書きたく思います。
 でも、その前にヘンリー・マンシーニの音楽「シャレード」ですが、CD聴くだけでなく映画も観なくてはね‥また宿題が出来ました、