トルストイ‥名前だけで一歩引いて今まで素通りしてましたが、我が憧れのオードリー・ヘップバーンの作品なので、そう飛ばす訳にいかず観ることにました。世界最強のナポレオン軍のロシア侵攻作戦を背景として、人間としての生き方を問いかけた壮大なドラマでした。このあたりは南北戦争を軸として南部に生きた女性の生き方を描いた、名作の「風と共に去りぬ」を想起するようなスケールの大きい物語でした。
ナターシャ(A・ヘップバーン)は、自らを「恋多き女 どこへもお嫁には行かない‥」と公言している伯爵家の令嬢です。彼女と親しいピエール(ヘンリーフオンダ)も伯爵家を継いだばかりの青年貴族、彼の友人アンドレイ公爵(メル・ファラー)は折から始まったフランスの侵攻から、祖国を守るために前線へ赴きます。
この三人を中心としてストリーは展開して行きますが、なんといっても見せ場は戦闘場面です。イタリア北部で本物のイタリア軍の兵隊が、エキストラで出演して空前のスケールで撮影されたと云う映像は迫力満点でした。
特にナポレオンがモスクワに侵攻したのに、軍も市民も立ち去って無人の首都で、イラつきながら「熊のように」室内を歩き廻る場面は、「史実」か「伝説」かは知りませんが、なにか想像の通りで笑えました。 (続く)
ナターシャ(A・ヘップバーン)は、自らを「恋多き女 どこへもお嫁には行かない‥」と公言している伯爵家の令嬢です。彼女と親しいピエール(ヘンリーフオンダ)も伯爵家を継いだばかりの青年貴族、彼の友人アンドレイ公爵(メル・ファラー)は折から始まったフランスの侵攻から、祖国を守るために前線へ赴きます。
この三人を中心としてストリーは展開して行きますが、なんといっても見せ場は戦闘場面です。イタリア北部で本物のイタリア軍の兵隊が、エキストラで出演して空前のスケールで撮影されたと云う映像は迫力満点でした。
特にナポレオンがモスクワに侵攻したのに、軍も市民も立ち去って無人の首都で、イラつきながら「熊のように」室内を歩き廻る場面は、「史実」か「伝説」かは知りませんが、なにか想像の通りで笑えました。 (続く)