電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

車での静電気対策

2013-03-17 07:55:55 | 電気ネタ

車から降りてドアを触ると、

『ビリと痛みを感じます。これは、静電気の仕業です。

    Mini_4
では、

静電気とは一体?

 服やプラスティックなどの電気を通しにくい物の表面に電気が帯電する現象です。

  冬は、化学繊維(ナイロン・ポリエステル)の服を着ることが多く、

    空気が乾燥すると起きやすくなる現象です。

 車の場合は、特に、車を降りるときに、

  動いて服が摩擦することで静電気が帯電します。

この溜まった電荷が、車に触って一気に流れる放電が起こります。

対策として、

  ①服に柔軟剤静電気防止剤を含ませる。(繊維の摩擦を軽減する)

  ②体を常に放電させておく。(アースを触っておく、電気を通しやすい靴の利用)

  ③抵抗入りの放電グッズを使う。(徐々に放電を行う)

比較的簡単なのが、③の放電グッズです。(3秒以上触り続けます)

  Hoden_1  Harituke

車内に湿度計を置くと、乾燥の状態を見ることができます。

  Situdo ◆これは、仕事上必要で付けています。

『セルフのガソリンスタンド』では、必ず静電気を放電してください。

   Stand_2

    ◆十分に放電しないと火花でガソリンに火が点きます。

ちなみに、

『雷』は、静電気の大規模な放電現象です。

 地表で温められた空気が上昇して、水蒸気が曇りなり、霰(アラレ)に成長し、

上昇気流で激しくぶつかり、静電気が蓄積されます。

 雷雲を見かけたら、なるべく広い場所に出ないことです。

  車の中などの金属箱の中は比較的安全です。

  ◆雷の話は今度ゆっくり・・・・・・・・・・・・

                       ・・・・電管太郎

 九州電気管理技術者福岡協同組合<o:p></o:p>

 http://www.kfc-fukuoka.com/


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