電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

大変だった8月も今日でサヨナラ

2014-08-31 19:42:55 | マっちゃんの部屋

あの雨の多かった8月。

 あの電気点検作業の多かった8月

  あのお客様からの呼び出しが多かった8月

   あの事務作業の多かった8月

    あの・・・

でも、

  時はいつの間にか過ぎていくのです。

作業が終わり、

  トラブルを一つ一つ解決していき、

   ややこしい会議も終わり、

    溜まった請求書も出して、

    なんとか、やり残したことも終わりました。 

そんなこともあり、

  今日は温泉に行くこうと思いつきました。

さて出発前、

 車庫を開けて車を見ると・・・

 Mini_2

  エンジンルームからオイルが漏れている。

ボンネットを開けると・・・・

 Mini_1

  ★ディーラーに行って診てもらう。

    ⇒エンジンマウント不良(T.T)

      部品の手配をする。(しばらくは運転可能)

そんなんで、

 くじけることなく糸島方面の温泉へ行く。

  何とか温泉には入れました。

Onsen_2

しかし、

  帰りにお客様から電話がありました。

お客様:【漏電ブレーカーが落ちました】

 そのまま、お客様のところへ⇒⇒⇒

 絶縁不良の回路を確認して修理依頼をお願いします。

さてさて、

 なんだか慌ただしいいつもの日曜日でした。

                    ・・・・電管太郎【電】


大事な大事な検電器

2014-08-30 09:07:52 | 電気ネタ

電気は見えないものなので、

 その存在(電圧がかかっている状態)を確認するものとして、

  □テスター

    Tesuta

  □検電器

    Kendenki

 があります。

高圧の電路に電圧がかかっていない(印加)状態を

 確認だけなら「検電器」が一番です。

  なにせ、近づけるだけでいいのですから。

検電器を握って、高圧電路に近づけます。

 すると、

   「ピッ、ピッ、ピッ、・・」と音がして、

     ランプが点滅します。

  確実に電気が来ていますのが分かります。

安全の観点は、

  「危険の状態を理解して、これから回避する。」

  ことです。

 この仕事で命を守るために、とても必要です。

必ず、

 電気の作業前に

   ちゃんと動作するかどうかの確認をして、

  停電した時には、

  まずは、『検電』をします。

    ★さらに、放電、接地線取り付けもします。

これで感電事故を気にしなくて良くなります。

               ・・・・ 電管太郎【電】


電気で使う色について

2014-08-28 19:07:56 | 電気ネタ

電気で安全の状態は、

  電気が来ていない状態です。

電気で危険の状態は、

  電気が来ている状態です。

色の印象は、

 □安全は「緑」

 □危険は「赤」

このため、

  高圧の電気に関しては、

  入り⇒電気が来る⇒危ない⇒「赤」

  切り⇒電気が来ない⇒安全⇒「緑または白」

   の色が使われます。

例えば、

 「電気設備操作スイッチON!」なら

   赤のランプが点灯し、

 「電気設備操作スイッチOFF」なら

   緑のランプが点灯します。

Aka_2

  ※高圧遮断器の操作レバーは、

     操作後に元の位置に戻ります。

ただし、

  作業をする時には、ランプの色は確認用として

   検電器で必ず電気が来ているかを確認しなければ

    いけません。

                ・・・・ 電管太郎【電】


停電して作業する電気工事の立ち会いをした

2014-08-27 08:06:25 | 電気ネタ

電気の仕事をしている【電】でありますが、

 具体的には、電気保安管理業務に従事している

 電気管理技術者です。

業務内容は、電気の保安に関する監督として、

  電気事故、感電防止に努めます。

   特に、業者が複数交錯する場合の交通整理をしないと、

    電気事故の可能性が出てきます。

今回、

 停電を伴う電気工事業者と一緒に

  電気設備を停電して、一部の改修工事を行います、

【電】の役割は、

   ・・・・・・・停電前・・・・・・・

  ◆停電の安全の段取りをする。

    ※電気工事を行う場合には、

     電気工事業者に安全作業を実施してもらい、

      【電】は、その進行状況を確認します。

  ◆停電後の安全を確保する。

  ◆安全処置を行った後の確認を行い、

    作業指示を行う。(放電・電路の接地)

    ※指示の後から電気の工事がスタートします。

    ・・・・・・・復電作業・・・・・・・・・

  ◆工事の完了確認を行う。

  ◆高圧電路の最終確認

  ◆復電指示

  ◆復電後の電気設備の確認

    を行います。

簡単にまとめると、

  ”感電事故や電気事故が起きないように、

   とにかく安全の確認を行う。”をいったことをします。

ここで、

 停電後、安全処置をすれば感電することはないのですが、

  案外と電気の作業をする方も心配症です。 

   Anzenyosi

 とにかく、安心して作業に取り掛かれるように

   安全の確認は徹底的にします。

                  ・・・・ 電管太郎【電】


サーマルでおかしいな?

2014-08-26 08:53:31 | 電気事故・故障例

動力のモーターの異常を感知する装置で、

 「サーマルリレー」

 というものがあります。

Samaru

 各モーターの上限負荷電流を設定し、

  これを超えると、

   接点を閉じてモーターの制御 を止めます。

   ★制御盤の異常ランプを同時に点灯させます。

ある日のこと、

 【お客さま 】「異常ランプは点いてモーター(コンプレッサー)が

        動きません。」

Ijyou

   との連絡で現場に駆けつけますと、

  異常のランプが点いて機械が動きません。

そんな時には、

  このサーマルリレーのリセットボタンを押した時、

   「カチッ」となれば、

    この部分の異常が解除になり、

     何事もなかったように動き始めます。

Ijyou2

  ◆動作してまた同じように異常が表示されると、

    本当にモーターの故障が考えられます。

     ⇒製造者へ連絡

<サーマルリレーの動作原因として>

 □モーターの故障 

 □一時的にモーター負荷が大きくなり、モーターの負荷電流値が

   設定値より大きくなる。

 □モーターの始動電流値が大きかった。 

  など、考えられますが、

リセットボタンで動き出せば、

  一応、問題はありません。

大事なことは、

  制御盤本体のリセットボタン以外に、

   別のリセットボタンがあるということです。

   ★なかなか、気が付きませんが・・・・

                   ・・・・ 電管太郎【電】