電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

いつの間にかゴールデンウイークになっている

2014-04-30 20:38:08 | マっちゃんの部屋

今年の4月はとにかく忙しかった・・・

 いつもの電気の仕事、問い合わせ、

  調査、会議、その他組合の仕事・・・

   休みの日は寝ているし、書類は溜まる一方・・・

ふと、カレンダーを見ると、

  30日になっている。

   そう、今日で4月が終わります。

    やっと、ひと段落つきそうです。

あれ、

 そう言えば、世の中はゴールデンウイークです。

  仕事日はカレンダー通りです。

3日からは、休日ですが、

 たぶん、車と仕事道具の片づけと書類作成をします。

  連休明けから気持ちよく仕事ができるようにします。

 いつものように、

  色気の無い休日です。

もっとも、

  子どもたちも大きくなっているので、

   休みは家にもいませんので、

  今さら、「カミさんと一緒にどこかへ・・・」という気も起きず、

   ぶつぶつ・・・・

  そうそう、ドンタクを見に行こうかな。

Hanajidousya

  昔、よく見ていた「花自動車」でも観ようかな

                       ・・・・ 電管太郎【電】 


燃料費調整額がドンドン上昇中!!

2014-04-28 21:11:09 | 電気情報

電気代に付加されるものに、

 『燃料費調整額』というものがあります。

 飛行機でいう 『燃料サーチャージ』と同類のものです。

電気代の計算は、

電気代=基本料金+使用量料金+太陽光関係賦課金+燃料費調整額

  です。

ここで燃料費調整額の計算は、

  燃料費調整額=電気使用量(kWh)×燃料費調整額の単価(円/kWh)

 で、計算します。

  燃料費調整額の単価は、

   九電が毎月月末に発表します。

ここで、平成26年の燃料費調整額の推移として、

  1月は、0.7円/kWh     

  2月は、0.73円/kWh 

  3月は、0.87円/kWh(消費税5%)

  4月は、1.12円/kWh(消費税5%)

       1.15円/kWh(消費税8%)

  5月は、1.29円/kWh(5月以降は全部消費税8%)

  6月は、1.33円/kWh

   とじわりじわりと上昇の一途です。

    ※高圧(6000Vの場合)

  これも、原油価格の上昇とその使用量の増加によるものです。

ここで、

 電気を使う側で、燃料費調整額と下げる方法は、

  電気の使用量を少なくするしかありません。

ちなみに、

  これらの付加される単価の上昇により、

   昨年と同じような使用状況でも、

    結構電気代が高くなる傾向にあります。

                         ・・・・ 電管太郎【電】


不思議な漏電発生をどう調査するか?

2014-04-27 06:55:37 | 電気事故・故障例

『【電】さん、漏電ブレーカーが落ちるのですが・・・』

 とお客様からの連絡で現地へ、

 ?漏電ブレーカーが落ちます。

   時間帯は一定ではなく、落ちる時には続けておちます。

   落ちない時には落ちません。

  原因は分りません。

   ⇒回路はコンセント回路がほとんど

 ◆回路の電流値は、R相15A、T相5A(ブレーカーは50A定格)

 ◆電灯回路の絶縁抵抗値はOK!

 ◆電灯回路の各配線の状況を確認⇒OK!

 ◆これと言っての異常はなし。

ここで、漏電ブレーカーの1次側と2次側にクランプメータを当ててみた。

  Roden

 常時流れる分には、漏電は確認できません。

   ピーク値を残しながらその漏電電流値を測定する。

   2432

結果、

  ⇒1次側 2.5mA前後で安定しますが、 

        ピーク値が20mA以上計測しました。

  ⇒2時側 2.5mAで安定しています。

        ピーク値も同じ

 つまり、同じ回路で漏えい電流のピーク値が違うことになります。

ここで、

 漏電ブレーカーをよく見ると・・・

  水で濡れた跡があります。

  聞くところによると、雨水で濡れたことがあったそうです。

   しかも、1985年製 で結構古くなっています。

 ブレーカー落ちの原因を

 『漏電ブレーカー不良』と想定しました。

   ※確定ではありませんが、

    動作の確保をするために、

     今回はこれを交換するようにします。

ちなみに、

 漏電ブレーカーは、濡れてしまうと、

  誤動作をします。

   今回、

  とりあえず子の漏電ブレーカーを交換して様子をみるつもりです。

 後日談は後からご報告いたします。

                    ・・・・ 電管太郎【電】       


タイヤの空気圧アップで燃費もアップ!

2014-04-24 22:51:52 | くるまネタ

車のタイヤの空気圧を気にすると、

 意外と燃費が良くなる。

 しかし、徐々に空気が抜けていきます。

Taiyaa  

  これは、空気がタイヤのゴムを通ってしまうためです。 

空気を規定値(大体2.2kg/cm2程度)に入れると、

  タイヤの接地面積が適正になって転がり抵抗が少なくなり、

   燃費に良い影響が出てきます。 

空気圧でいえば、

  例えば、ロード自転車なんかは、

   軽く走るために、タイヤの幅23mm

     120psi(8kg/cm2)の超高圧タイヤです。!

   でも、空気がすぐに抜けるので、

    乗る度に毎回空気を継ぎ足すことになります。

  Rodo

    ※ロード自転車は、専用の空気入れが必要です。 

  車も同じで、

   タイヤ幅が細ければ転がりやすいものの、

   ブレーキの利きの問題から、必然的に車重から幅が決まります。

 余り、幅広タイヤを付けていると燃費が悪くなります

   ※雨天時のブレーキ性能も心配です。

ちなみに、

  デザイン重視の扁平率の小さなタイヤは、

   タイヤの変形を防ぐために、

    空気圧が高く設定しています。(2.6kg/cm2程度)

     燃費向上が目的ではない様です。

Taiya

  空気圧が高いのとタイヤの空気量が少ないので、

   余計に空気圧が抜けやすくなり、

    チェックを頻繁にしないと

    タイヤのリム打ちで、リムにキズが入ります。

余談ですが、

 タイヤの空気圧を上げ過ぎると、

  ブレーキが利きづらくなり、滑ります。(経験済み)

   何事もほどほどに 

 

                       ・・・・ 電管太郎【電】


点かなくなった蛍光灯の調査と応急処置

2014-04-23 06:25:12 | 電気事故・故障例

電気設備点検に行った際に、

 お客様へ、

  「何か異常はありませんでしたか?」聞いています。

  ※電気設備の点検の際に問診を行います。

今回は、

  「蛍光灯が点かないのですが、確認をお願いします。」との

    話でした。

  Keikong

そこで、調査の方法です。

  ①電源側か、機器側かを調べる。

    ⇒今回は、機器側でした。100Vは来ています。

      (テスターを使って確認します)

  ②念のために、点灯している別の蛍光灯のタマを入れ替える。

    ⇒点灯せずNG!

  ③今回は、安定器がとても熱が出ていましたので、

     入力の配線を切り離しました。

    ※過熱が原因で火災になる危険性があります。

     Keiko_2

   ◆調査をして、蛍光灯器具の不良と確定します。

後は、

  新しい照明器具を入れ替えるか、

   安定器を交換するかの対応になります。

今回の様に、

  電気機器の動作・点灯が出来ない場合には、

   まず、『電源が来ているか?』を確認します。

  不都合の原因を具体的に絞り込んでいきます。

同じ日に、

 別のお客様から

  『(業務用)換気扇が回りません。』と電話があり、

  現場に駆けつけてみると、

   換気扇用のリレーが入っていませんでした。

    で、スイッチを入れると動作します。

   このように、思い込みもあります。

ここは、焦らず、慌てず

  現状を先入観無しで確認しましょう。

                     ・・・・ 電管太郎【電】