電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

感振ブレーカーの普及について

2015-11-09 22:02:17 | 電気情報
経済産業省が行っている
 「感振ブレーカーの普及啓発」の件です。

 <経済産業省のHPより>
 
 平成26年3月閣議決定の「首都直下地震緊急対策推進基本計画」では、
 出火防止対策として、感震ブレーカー等の普及促進が位置づけられました。
 その後、これを受けて、内閣府、消防庁、経済産業省の連携のもと、
 大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会にて、
 平成27年2月に「感震ブレーカー等の性能評価ガイドライン」が整備され、
 同年3月に「大規模地震時の電気火災の発生抑制対策の検討と推進について(報告)」により、
 特に地震時等に著しく危険な密集市街地における緊急的・重点的な
 感震ブレーカー等の普及が求められています。

 とあります。

地震のあとに発生する火災の元は、
 建物の崩壊で電線路からの漏電火災がかなり
 発生するとのことで、
今回の感震ブレーカーの普及の流れになっております。

※地震の際の避難時には、
 基本的に自宅の大元のブレーカーを切って避難することが
 大事です。


 これを自動的に切れるようにしたものが
 「感震ブレーカー」です。

パターン1として
 ブレーカーそのものが振動で切れる。


パターン2として
 振動で重りが落ちてブレーカーを切る。


他にコンセントで切れるタイプもあり。

 今後、普及を行うために、
  分電盤まわりで
  話がでると思いますので、

  覚えておきましょう。

                       ・・・・ 電管太郎
 

平成26年度の電気主任技術者会議の整理をする。

2014-11-16 20:42:13 | 電気情報

12月に我が協同組合で、

 『技術研修会』なるものがあります。

 今回、【電】の担当として、

  ★平成26年度電気主任技術者会議★

 の説明をする予定です。(予定は未定?)

さて、

 今回の目玉は、やはり

  『太陽電池発電所保安管理業務の

   外部委託に関わる点検頻度の改正』

  ?とっても難解なタイトルだー!

今まで、発電所の点検回数は

  年に2回以上の電気設備の法令点検を行うことが、

   決まっていましたが、

 平成27年4月1日以降は、

   点検頻度の改正に伴った内容の

    電気設備の点検を実施することになります。

Kaisei

あくまで、電気保安要員の話ですので、

 電気に関係ない方には、

  未知の世界の話です。

しかし、

 その変更内容国へ申請方法など

  未知なる部分が多すぎます。

しかも、

 人一倍小心者で、上がり症です。

  十分な説明ができるかしら?

  ん~~~

  資料つくりと内容確認で、あら、大変だー!

でも

 勉強と思ってせっせと纏めております。

Kaisei2

さて、さて、

 どうなることやら

               ・・・・ 電管太郎【電】


太陽電池発電所の点検頻度が変わります。

2014-10-22 22:03:13 | 電気情報

太陽電池(光)発電所の点検頻度が変更になります。

  これまでは、年に2回(半年ごとに1回)の電気設備の点検を

   実施しておりましたが、

 平成27年4月以降は、

  太陽電池発電所の電気設備の点検回数が、

   設備の容量、条件を踏まえた形で

    その点検回数が2か月~6か月/回と

   変わります。

具体的には、

Taiyou

  こんな感じで経済産業省九州産業保安監督部にて

   提示されたフローチャートに従って、

    点検回数が決まります。

しかも、

  今まで設置された発電所すべてに

   新しい基準で点検回数が変更になります。

ここで、

 注意していただきたい事項として、

  今まで年2回の電気設備の点検回数が、

   変更になり、

  その官庁手続きを平成27年4月までに、

   実施しなければならない点です。

もっとも、

 電気設備としての発電所の運用が変わるのではなく、

 電気設備としての点検方法の変更だけです。

しかし、

 昨今の太陽電池発電所の環境が色々と

  ささやかれております。

  □新規申請付けつけの中断

  □再生エネルギー関連の見直し

     など、

今後は、電力自由化と、

  太陽電池発電所の流れに注目していかないと、

  変化が理解できなくなります。

               ・・・・ 電管太郎【電】


台風19号が近づいています

2014-10-11 07:10:04 | 電気情報

今年一番との話の台風19号が、

 近づいています。

台風の場合、

 電気で気を付けることが、

  □停電  ・・・九州電力の配電設備の破損など

  □漏電  ・・・自宅での風による雨漏りから来る漏電

  やはり、

   夜間の停電はつらいので、

    ハンドライトと電池の準備 

  大停電が続くと、水も出ません。

    飲み水と水洗トイレ用の水の確保

     ⇒トイレは風呂の残り湯を利用

   お菓子などの準備も忘れずに。

長時間の停電でも対応できるように、 

    準備をしましょう。 

なお、台風通過中は、 

  なるべくエレベータの使用は控えましょう。 

   いつ、大停電するか変わりません。 

    まず、助けに来るのがとても時間かかります。 

ちなみに、 

 強風による雨漏りによる水が、

  電線を伝わって漏電ブレーカーが濡れてしまい、 

   ブレーカーが誤動作をすることがあります。 

  ※ブレーカーが乾くと使用できますが、 

    ブレーカーが濡れている場合には、 

     感電することがありますので、 

      できるだけ触らないようにしましょう。 

とにかく、 

 大事にならないことを祈るしかありません。 

            ・・・・ 電管太郎【電】   


平成26年度の主任技術者会議に参加する

2014-09-28 18:40:17 | 電気情報

9月26日に

経済産業省九州産業保安監督部主催の

 「主任技術者会議」が開催されました。

今回の内容は・・・

 □法令関係・・・太陽電池発電所の点検回数の変更

    平成27年4月以降は点検回数が変更になります。

   ⇒今までは、発電所としての点検回数から変更

   ※チョット内容が専門的ですので、細かいことは省略します。

 □電気事故例、注意事項など

 □書類審査など

 

さて、今回の最重要項目の

 『太陽電池発電所』に関わる事項については、

  先日、九州電力が太陽電池発電所含む

   再生エネンルギー買い取り一時中断のニュースもあり、

 今後、注意して経過を把握しないといけません。

とにかく、最近の電気業界の流れが速く、

 把握するにも大変です。

                  ・・・・ 電管太郎【電】