電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

ステンレス加工

2013-02-28 20:17:35 | マっちゃんの部屋

お客様から

『ついででいいから、厨房コンロ台にステーを付けてください』

依頼がありました。

材質は『ステンレス』  ・・・(

ステンレスという素材は、強度はあるものの粘っこく、

加工すると熱を持ち素材の特性が変わるという、

いうなれば、加工で苦労する素材です。

ステンレス板に穴を開けるときは、

 小さな穴を加工油をかけて、力加減しながら徐々に加工します。

というのが、今までの感覚でした。

しかし、最近のドリルの材質はすごい

『コバルト』入りのドリルのキリはスパスパ穴が開きます。

  (目からうろこです)

で、

目的のステンレス材を穴加工して、

①ブラインドナットをカシメ            ②カシメ完了

Netto_4  Netto_3

③ステンレスステーをネジ止め         ④ブラインドナットの詳細

Netto_2_2Netto_2_4  Netto_1_3

と簡単にステーの取り付けができます。

加工するための道具は

すべて、ステンレス加工ができるものを準備しましょう。

(段付きドリル、3mmドリル、ディスクグラインダー)

                       ・・・・ マっちゃん


タコ足配線での注意

2013-02-28 08:00:30 | 電気ネタ

タコ足配線は、危ないことはよく言われます。

 危険の要因として、 

  ①コンセントへの電気負荷の集中 

  ②トラッキングを引き起きやすい 

  ③細い配線を使ったテーブルタップを誤って使用する。 

  ④強度の無い増設プラグでタコ足をする。 

といった理由を考えます。 

  ①について、 

  ・コーヒーメーカー、炊飯器、電気ケトル、暖房用ヒーター、ドライヤーなどは、

    1台あたり、12A程度の電流が流れます。(ヒーター系の電気機器)

  コンセント系統のブレーカーは20Aで動作しますので、 

   これをテーブルタップで複数使用したらブレーカーが落ちます 

  ②について、 

   ・OA機器の普及で、パソコン、LANアダプター、モデム、など 

   1台あたりは電流が少ないものの数が多いと、 

   テーブルタップでコンセントを増設します。 

   すると、時間の経過とともに、この部分にホコリが蓄積します。 

   年末のお掃除の時に、ホコリを取るように心がけでいただきたいです。 

   (お客様のところで、電気のトラブルで調査すると、 

    コンセント回りにかなりホコリが溜まったところがあります。) 

     Tako

  ③について、 

   ・意外と言われていないのですが、細い電線のテーブルタップを 

   使った場合が一番危ない。 

    ◆細い電線(0.75mm2) ⇒許容電流値7A 

    ◆OA用テーブルタップ(1.25mm2)⇒許容電流12A 

   (参考:コンセントの許容電流は15A) 

   つまり、細い電線の先に炊飯器、コピー機(項目①の機器など)を 

   接続すると、 

   細い電線が熱を持ち、 

   最悪、配線からショート、漏電を発生させます。 

   また、余った電線を束ねると、これだけで発熱します。 

    Kodo

  ④について、 

  ・コンセントの口数が少ないため、直接増設するためのアダプターですが、 

  可変型のプラグからの発熱事故、引っ掛かりによる変形、欠け 

  問題が発生します。

    Tappu

   ⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒

  タコ足配線は、使用方法で危くなることを意識して、 

  日ごろからの注意をお願いしたいと思います。 

  電気はエネルギーそのものです。安全に使いましょう。 

                              ・・・・ 電管太郎

 九州電気管理技術者福岡協同組合<o:p></o:p>

 http://www.kfc-fukuoka.com/


UFOキャッチャー

2013-02-27 08:30:06 | マっちゃんの部屋

『UFOキャッチャー』・・・・クレーンゲームのことです。

Ufo

出始めの頃は、

とにかく、たくさん『ぬいぐるみ』GET 

いろんなところに配っていました。

  ・お越し(埋もれた部分を上げる)

  ・引っかけ(アームで引っかけ)

  ・寄せ(引っかけの応用、持ち上げずにゲット)

など、アームの使い方が重要です。

『目標の景品』をゲットするには、相当の投資も必要です。

しかし、『目標の景品』がを呼んでいるのを感じることが大事。

まず、台をじっくり眺めて、

景品の配列、形状、重心位置、アームの力加減を把握します。

『目標の景品』が呼んでいるのを感じなければ、

無理に仕掛けてはお金の無駄です。

   ・・・最近は、実用的なものをGETしております。

Ufo2

そうした点は、

電気保安の点検に相通じるところも。。。。

電気点検の時、

  電気設備の状況を観察し、雰囲気や音などを

  体感する情報をじっくり観察して

  異常個所を判断する。

『電気の故障個所』を感じることが大事と思っています。

       === 今回、ちょっと強引かな (

                                 ・・・・ マっちゃん


電気が起因する火災

2013-02-26 08:03:54 | 電気情報

『平成25年2月21日の長崎市のグループホームの火災は、

TDK㈱製の加湿器が火元の可能性が極めて高いことが判明しました。』

                       ・・・・  TDK ホームページ より

今回の火災で犠牲になられた方の

ご冥福をお祈りいたします。

・・・・・

このように、

電気に関わる原因で起こりうる火災は、

  ①ヒーターを含んだ電気製品の不良・経年劣化

  ②電気製品のリコール未処理によるもの

  ③コンセント部分のトラッキング

  ④古くなった壁スイッチ・コンセントからの焼損によるもの

  ⑤漏電によるもの(漏電ブレーカーの未設置or未動作)

      などが挙げられます。

これらの対策として、(番号順)

  ①電気機器からの焦げた臭い、温度上昇を感じたら、無理して使用しない。

    『中身の電線が出た物、ヒビが出たりした古くなった電源コードは取り換え』

   ⇒ ビニールテープやガムテープで応急処置をしない

  ②電気製品のリコール品の把握、リコール情報入手

    ⇒(消費者庁リコール情報サービスのサイトを確認)

  ③コンセントのホコリの撤去、掃除を気に掛ける。

  ④スイッチやコンセントを触り温度を感じたら裏面が焦げている可能性有り。

   ⇒結構な割合で交換を行いました。

  ⑤漏電が発生すると、『漏電ブレーカー』が動作しますが、

   ⇒漏電ブレーカーが未設置の回路も実際あります。これの把握

といったことに気を付けてください。

ちなみに、

火災が発生した場合、建物が焼けた状況で以下の判断がされます。

  ・0~20%    ・・・部分焼

  ・20%~60%  ・・・半焼

  ・60%以上    ・・・全焼

   ※判断は、消防署で行います。(時期を見て確認します)

◆高圧受電の建物に関しては、

電気が起因する火災が発生した場合には、

お客様が、電気管理技術者と一緒に

『経済産業省』

電気事故報告書を作成し、

報告する対応をしなければなりません。

Kaji

電気はエネルギーそのものです。

異常を感じましたら、電気製品の使用を控えてください。

                                ・・・・ マっちゃん

 

 


不思議な虹

2013-02-25 20:11:40 | マっちゃんの部屋

夕方4時ごろから北西の方向に

縦になった虹(光の柱)が見えました。

2013022519420000  2013022517430000

『これは・・・・、何かの前ぶれなのか・・・・』

と、とても心配になった。(

カミさんに、

『万が一のため、水・食糧はあるかと電話をすると、

『今、ラジオのリスナーから、この時期は、

  空気の状態でこのように見えるそうな・・・』

妙に冷静な返事()・・・

   ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

●本日、栃木県北部でM6.5の地震発生

  日光市消防本部「被害届出無し」  ・・・とりあえず安心しました。

思い起こせば、

平成17年3月20日(日)の『福岡県西方沖地震』

ちょうど、春日市付近で電気設備の点検中

我慢できずにの中でした。

からのメール『大丈夫

 の中』と返事

家族の安否を確認し、

それから、担当のお客様の事業場を回り

異常の有無を確認。

特に問題は無かったものの、

百道は液状化が起きていました。

コンビニには、食料品は一切無し

もしもの、備えを忘れずに(

⇒水・非常食・ラジオ・乾電池(獣電池ではない)

                                        ・・・・ マっちゃん