福岡市内の某病院(高圧受電の自家用電気工作物)で、
30年以上前のファンコイルを中心とした空調で使用したチラーユニットを
最新のインバーター制御のビルマルチ型エアコンにリニューアルしました。
?平成25年6月中旬に工事完了!
◆デマンド値(kW)(30分平均電力計)はこんな感じになります。
デマンド値は基本料金の軽減+使用量は使用量料金に反映できますので、
年間を通して、相当額の電気代を削減できます。
★このままでいくと、電気代の差額で7年ほどで工事代の元が取れそうです。
また、
電気を使用する状況で電気料金のメニューも変更できそうです。
★劇的に使用量が少なくなるので
?電気代の単価設定メニュー
(基本料金が若干+使用量料金)のメニューから
(基本料金を+使用量料金)のメニューに出来そうです。
?さらに、電気代が安くなります。
電気料金(高圧受電のお客様)も携帯電話と同様に
電気の使用形態に応じた電力メニューがあります。
今回のように、エアコンをリニューアルしたことで
いろんな方向から電気代の削減策をお客様に提案できそうです。
ちなみに、
『チラーユニット』は、ファンコイルに冷水or温水を供給して空調を行います。
制御は水温管理のみ、しかも、運転時はフル出力。
『ビルマルチ型インバーターエアコン』は、必要な冷媒量を一台の室外機で
制御します。
このように、効率の点では雲泥の差です。
また、空調機の入れ替えを検討するにあたって、
必要部分に最少の大きさに設計を改めると、工事費全体も安く済みます。
?どうしても、冷えない、暖まらないのクレームを防ぐため、
若干大きめのサイズの設定になりがちです。
ついでの例として、
冷媒仕様の古いエアコン(ON-OFF制御)もリニューアルすることでも、
相当の電気代の削減も可能です。
・・・・ 電管太郎
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