電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

エアコンの断熱材がすごいことになっていた!

2014-02-12 06:19:16 | うんちく・小ネタ

エアコンの室外機から室内機までの

 配管を断熱材で包んで断熱をおこないます。

これが、表面のラッピングテープが古くなったり、

 カラスがつついたりすると、

 Eakonhaikan_2_2

  ボロボロになります。

近くでみると、

 Eakonhaikan_1

 配管の中身(銅管)が見えます。

<ここで、冷媒配管の保温の目的です>

1.冷房時の冷媒ガスのサイクル

 ★室外機⇒細い側の銅管(外気温と同じくらいの液冷媒)

 ⇒室内機⇒太い側の銅管(室内機の吹き出し温と同じガス冷媒)⇒室外機

 Haikan1
2.暖房時の冷媒ガスのサイクル

 ★室外機⇒太い側の銅管(80℃くらいのガス冷媒)⇒室内機⇒

  ⇒細い側の銅管(室温と同じくらいの液冷媒)⇒室外機

 Haikan2
このため、

 保温材は、

  ★冷房時は、配管の結露防止

  ★暖房時は、暖房効率の向上

 を目的とします。

少々、断熱材がボロボロになっても、

 空調機としては機能しますが、

 暖房時のことを踏まえて、適当にまき直した方がいいと思います。

お金をかけると、

2014021508430001

 金属製の配管保護管で行うと、

  耐久性は抜群です。

ちなみに、

 この断熱材は、カラスがつつくのが大好きです。

                            ・・・・ 電管太郎


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