電気設備回りの雑草は、要注意です。
①小動物が近づきやすい。(3月30日の『錆びの穴』)
②雑草による、高圧電路の事故
今回は、②についての話です。
『ツル』は、雑草の『蔓』の類(たぐい)です。
これが、1ケ月もするとかなり伸びます。
電気設備の時に、取っても採っても生えてくる。
先端が意外なところに届くと、電気の設備に多大な影響がでます。
◆草は水を含んでいますので、電気が流れます。
(地絡電流は、0.2A前後ですので十分流れます。)
◆ツルが、電気機器の制御基板の中に入り機器を破壊してしまう。
※以前、キュービクル内設置の監視装置が破壊されたことがありました。
こうならないためにも、毎月、こまめに草取りをしていますが、
やはり、ここまでしつこいのも、『蔓(ツル)の仕返し』なのでしょう。
・・・・ 電管太郎