電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

外灯の漏電

2013-05-05 09:39:11 | 電気事故・故障例

お客さまから、

電灯回路のブレーカーがトリップ(漏電動作)したとの連絡がありました。

 調査の結果、

 漏電回路は、「外灯」系統と分かる。

 屋外の壁に付いている外灯を観察すると、

Rouden1

水が溜まって変色している照明器具を発見。

 下の引っかけを外すと、中から水が流れだした。

 で、中は、

Rouden2

幸い、腐蝕は無いものの、汚れが溜まっています。

 ウエスでふき取り、絶縁抵抗値の向上を確認して

Rouden3

作業完了。

 対策として、

  ●屋外で使用している電気機器は、水抜きを設ける。

   ⇒雨水は、少量でも長時間で相当量溜まります

Rouden4
確認事項として、

屋外照明器具のカバーの下側が、

変色したら、水が溜まっている可能性があります。

 今から、梅雨時期に入ります。

  防水対策と水抜きを意識してください。

   ⇒屋外のコーキング防水は下側は行わない。

                              ・・・・ 電管太郎

 

九州電気管理技術者福岡協同組合<o:p></o:p>

 http://www.kfc-fukuoka.com/<o:p></o:p>