イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

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2005-08-30 15:48:43 | 日記
デスクトップ検索が登場。
早速導入してみたけれど、データベースを作る作業のせいで
アイドル状態から戻るとき動作がめちゃくちゃ重いです。

ところで、郵便局を民営化すれば
競争原理により経営が効率化され、
郵便貯金が多様な用途に貸し出されて景気が刺激される、
ということですが、本当ですかね。

1. 銀行が貸し渋っているせいで
日銀には貸し付けていない資金が30兆円あまっています
日銀が振り込んでいる分もありますが、
銀行自身がおいてあるものもあります。
当座預金残高は、各銀行の定期預金の15%(だったか?)以上残しておかないと
日銀から大目玉を食うことになっています。
そして、以前は所定額より多く置いてもやはり日銀から怒られていたそうです。
量的緩和により、多く置いても怒られないようになりました。
そのため格好の資金置き場になっているそうです。

2. 景気が微妙に回復してきたので、
中小企業向けの融資も少しずつ回復してきました。
そのせいで中小企業向けを狙っていた東京の新銀行は苦戦しています。
つまり、貸したくても貸せないでいます。

3. 銀行の貸し渋りを経て、企業は株式や社債で資金調達をすることが
増えました。
今では後者のほうが銀行からの借金より多いくらいです。

4. ペイオフ解禁やら、投信の銀行窓口での販売解禁、
株式取引の税金の優遇、証券ビッグバンなどで政府は
銀行預金をリスクマネーに変換しようとしています。
これからは企業の資金調達において直接金融(株式や社債など)の割合が
いっそう増えるでしょう。

テレビを見ながら、結局民間へ丸投げ、そんなことを思う日々。
つくづくオブジェクト指向な政府だな、と。
だからといって国債を買い続けろ、と言っているのではないですけどね。