岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

鏝絵のある民家

2006-05-05 00:01:26 | 建見楽学
同じく伊方町九町。

民家の妻壁に、鶴の鏝絵が描かれている。
しかし、この六月には建て替えで壊されるのだという。家からは、眼前に宇和海が広がり、風光明媚な場所に建つ。鏝絵は、どうしてもしようがない場合にのみ、緊急避難的に取り外して保存する活動を我々はしているが、願わくばこの場にあって、いつまでも地域で愛され存続する文化であってほしいのだが。

「えひめ鏝絵の会」のボランティア出動は、いつも多少の複雑な気分が伴う。

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2 コメント

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複雑な一人 (ヲタ福)
2006-05-09 08:23:34
そう言えば、古屋敷の鶴も頭はないけれど海の方を向いてましたね。半島の鶴は絶滅寸前なんで、ぜひどこかの壁で舞ってほしいです。
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絶滅危惧種ここにも。 (オカザキ)
2006-05-09 22:14:00
ス、鋭い!

確かに、どちらの鶴も頭が海に向いてました。無数の鳥たちにとっての渡りの回廊佐田岬。ぜひとも佐田鶴の絶滅を阻止しよう。
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