岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

倉谷集落の石垣

2008-05-02 11:30:24 | 土木遺産


倉谷集落は石垣の造成が見どころ。

急斜面を、地域で採れるチャート系の石積みで造成し、家屋敷のスペースを確保している。
この場合、下の段はある程度加工された“矢羽根積み”となっていて、上の段の方が古い時代の石垣。

倉谷集落から川下側を見る。

2008-05-02 11:20:53 | 季節感


桧や杉の植林もあるが、この辺りは広葉樹がまだ比較的多く、季節が感じられて気持ちが良い。
その点、宇和盆地の周囲は桧山の植林地帯で、広葉樹林が極端に少ない。新緑の萌えたつこの季節には、少し寂しいものがある。

西予市宇和町倉谷。

2008-05-02 11:13:30 | 季節感


西予市の中で、旧宇和町が旧野村町と接する所に倉谷という集落がある。

棚田には水が引かれ、田植えの準備が始まっていた。
宇和盆地よりも少し早めのようだ。
そう言えば、4月最後の30日、所用で愛南町に行ったが、向こうは既に田植えが終わっていた。連休中には殆ど完了するらしい。
この時期、南北に走ってみると、南予でも南へ行くほど田植えが早いのがよく分かる。宇和盆地では、早期米は別として、大体田植えは6月からである。昔に較べれば、随分と米作りが早くなっている。
先ほどの愛南方面では、お盆にはもう収穫、稲刈りだというから驚く。

宇和川の風景。

2008-05-02 11:05:43 | 季節感


宇和と野村の間を流れる宇和川の新緑風景。

ここから下った所が明間(あかんま)集落で、それを過ぎると野村ダムを経て、肱川となってゆく。

新緑の季節。

2008-05-02 11:02:33 | 季節感


季節はいつの間にか五月となり、目にも鮮やかな新緑の風景が周囲にはあふれている。

卯之町から宇和川を下り、明間(あかんま)という集落に入る頃、見事な“ほうき立て”となった欅(けやき)の木がある。
県道宇和・野村線の側にある小高い“鎮守の杜”なのだが、いつもここを通る時に、姿見の良いこんもり感に目を細めながら通過する。