この21日から、西予市宇和町の石城(いわき)地区で、“わらぐろ”のライトアップが始まった。
毎日、午後5時半頃から九時半頃まで行っている。
主催は「宇和わらぐろの会」。
最近は、発光ダイオードの開発で、様々なイルミネーションの飾り付けが大流行し、クリスマスともなると世間を賑わしている。
そうしたド派手な照明は一切無いが、県道宇和・三瓶線の近くにあるこの圃場(ほじょう・田んぼ)では、15基の“わらぐろ”が立てられていて、アマチュアカメラマンの登場を待っている。
実は、この場所は、春になると「ワラグロ写真展」会場ともなる。秋から春にかけて、朝もや、夕景、雪景色、夜景などなど、様々な“わらぐろ”をモチーフとした風景写真を春には応募してもらって、田圃を会場とした写真展を開催する仕掛け。