これは、山田地区の三島神社の側に、いつの間にか作られていた“わらぐろ”。
最近、宇和盆地にもわらぐろがナンダカ増えてきた。
勿論、昔のような圧倒的なおびただしい程のわらぐろ風景は望むべくもないが、それでもあちらこちらに、チラホラと見かけるのは実に嬉しい変化である。
「宇和わらぐろの会」が平成14年の秋に発足して4年、そうした効果に少しでもつながっているとしたら、これは楽しいことだ。
私の想像では、マスコミや何か、人の口に情報がのぼることで、何となく「俺にもそのぐらいは作れるゾ」という“昔とった杵柄(きねづか)”的気分がムクムクと湧いてきて、少しづつではあるが増えているのではないか。やはり、社会の中で刺激と言う要素は必要な事だと認識する今日この頃。
それにしても、このわらぐろの美的な佇まいは素晴らしい。名も無き、見事な“わらぐろマイスター”である。