明日を夢見て~神様と筋ジストロフィーと共に生きる~

クリスチャン。デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者で電動車椅子と人工呼吸器を使っている。

電力自由化で、言い逃れする人々

2012年11月29日 11時57分22秒 | 政治


「高橋 仁也さんからの便り」

電力自由化で、言い逃れする人々

テレビを見ていると、すべての党が「電力自由化は必要です」と言います。それは当然です。すでに、日本も1995年から自由化になっており、第4次の段階に入っています。

みんなの党は、自由化、発送電分離をかかげ、踏み込んでいる感じを演出していますが、非常にテクニカルな議論をしています。こうした複雑な回路をつくり、自由化がすすめば『市場原理』で、原発はなくなると言います。接続されない「原発ゼロ」という単語だけが、宙を泳いでいます。

維新の会も、同じ論理です。自然になくなる。
みなさん、原発に反対しなくても、自然に社会は良くなるようです。

『本物の電力自由化』『本物の発送電分離』は、電力・エネルギーの多様化、高効率化、必要な電力をその地域で作る地産地消、電力需要の平準化、リアルタイム需給調整、これらはこの国のエネルギー自給率を高め、独立性を高めるものです。ですから、脱原発と同じくらい険しい道だと予想しています。

原発は、止めなければ、いつまでも、ぶら下がってきます。
ニセモノの「自由化」「発送電分離」に隠れて。

本物は、原発を止める者にしか、できない未来図なのです。

■資料作成協力:沖のぼるさん、鎌田貴子さん

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