関孝和で有名な和算、以前から興味があったのですが、偶然面白そうな本を見つけました。→「和算で遊ぼう!~江戸時代の庶民の娯楽」
おなじみの「鶴亀算」から始まって、「ねずみ算」「百五減算」「油分け問題」など、思わず解いてみたくなる問題が並んでいます。
各章の終わりには原文での出題もあり、昔の単位についての詳しい説明もあって楽しめます。
当時の和算の本は巻末に、解き方や答の載っていない読者への挑戦問題があり、多くの人がそれを解こうと挑んだようです。
みごと解けたらその解法を記した本を出し、新たな難問を載せる。
そんな風にして200年くらい、「数学がブームになった時代」が続いたというのですから驚きです。
副題にあるように和算が「庶民の娯楽」になっていたなんて、ちょっとワクワクしませんか...?
難問が解けたときはまた、「算額」に問題と解法を書いて神社に奉納したということで、多くの算額が各地に残されています。
現在著者が中心になって、小中高生を対象に現代の算額を募集しているのですが、これはなかなか面白そう...。
自分で難問を作るところから始まるので大変ですが、掲載されていた作品例には思わずうなってしまいました。
さて、そのような難問は別として、小中学生でも挑戦できる和算の問題を一つ、前掲書の中からご紹介しておきます。
本の中では「石」や「升」といった単位になっていますが、ここではわかりやすいようにtやkgを使います。
算数でも解けるし、方程式の応用問題として、ワンパターンの問題に飽きた中学生にも使えますよ。
(問)3tの米を江戸から大坂まで舟で運びます。運び賃は現物払いで、運ぶ米100kgにつき5kgの米です。運び賃は前払いなので、その分は舟に乗せません。3tの中から運び賃も払うことにすると、どれだけの米を大坂まで届けることができるでしょう?
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みごと解けたらその解法を記した本を出し、新たな難問を載せる。
そんな風にして200年くらい、「数学がブームになった時代」が続いたというのですから驚きです。
副題にあるように和算が「庶民の娯楽」になっていたなんて、ちょっとワクワクしませんか...?
難問が解けたときはまた、「算額」に問題と解法を書いて神社に奉納したということで、多くの算額が各地に残されています。
現在著者が中心になって、小中高生を対象に現代の算額を募集しているのですが、これはなかなか面白そう...。
自分で難問を作るところから始まるので大変ですが、掲載されていた作品例には思わずうなってしまいました。
さて、そのような難問は別として、小中学生でも挑戦できる和算の問題を一つ、前掲書の中からご紹介しておきます。
本の中では「石」や「升」といった単位になっていますが、ここではわかりやすいようにtやkgを使います。
算数でも解けるし、方程式の応用問題として、ワンパターンの問題に飽きた中学生にも使えますよ。
(問)3tの米を江戸から大坂まで舟で運びます。運び賃は現物払いで、運ぶ米100kgにつき5kgの米です。運び賃は前払いなので、その分は舟に乗せません。3tの中から運び賃も払うことにすると、どれだけの米を大坂まで届けることができるでしょう?
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やったやった!こういうのやりました。
方程式を使うとすぐにとけますが、この頃はまず使えませんので。
非常に懐かしい。
総称は和算っていうのですかあ。
それは初めて知りました。
う~ん、勉強勉強!
二枚の大きさの異なる長方形の紙があります。
ものさしなどの道具を使わずに、どちらの面積が大きいかを知るにはどうすればいいか?
これをある大学の先生に出題したら、答えが出たら連絡しますと言ったきり、いまだに連絡がないんです…。
京都の撮影所で、サムライ姿の役者がスニーカー履いて、タバコに100円ライターで火を点けているのを見たときぐらいの違和感でした。(笑)
懐かしいですか?方程式を使わずにどう解くかというのが面白いんですよね。方程式なんて機械的な作業ですから、パターンになれてしまうとほとんど頭使わなくてもできてしまいます。塾では方程式で解いた生徒に、算数レベルでどう解くか、もう一度考えさせています。
問題の答わかりましたが、文字では説明が大変です。
今度お会いしたときにでも...。
違和感...そちらで来ましたか...。確かに...。撮影所の例え、very goodです!吹き出してしまいました...。
百五減算はなかなか面白いですよね。
和算についてもう少し詳しく調べてみようと思いながら、ずっとそのままになっています。
また面白いのがあったら教えて下さい。
またのお越しをお待ちしています。