いったん書いたこのブログを
消してしまったので
もう一度校閲して投稿し直すことにした
先に書いた物が余りにもチグハグな内容だったと気づいたからだ
池井戸潤の半沢直樹シリーズは
数年前テレビドラマ化され3倍返しだー!!という啖呵とともに
大ヒットした
実に痛快なストーリーだったが
今回のアルルカンの道化師と云う意外なタイトルに
興味をそそられ
今回読んだ訳だがこの作品も
ドラマ化されればヒット間違いなしだろう?
まるでキュレーター作家原田マハさんと池井戸潤さんが
タッグを組んだのではと思わせる内容で
楽しく読ませて貰った
読み進めた半ばに佐伯酒造が登場した所で
広島三原の酔心という酒蔵を思い出した
酔心は酒以外で有名な物がある
日本画の巨匠
横山大観との交流とコレクションだ
蔵には横山大観の画廊まであった
造り酒屋の豊富な財力で
この様な大家のコレクションが有っても不思議ではないが
しかし人は金だけで動くものではない
それなりの人となりが有って
はじめて
人心を捉える事ができるのだ
最近毎月造り酒屋を訪ねる様になって
酒は人が醸すと云うことを想う様になった
視覚が広がると世の中が面白くなる