吉原遊里の花魁遊びの手引書の体裁にみせて
書かれていたのだが・・・
遊里に生きる人間達を実に
驚嘆する程に活写している(勿論内実など知らないが)
まるで江戸期の吉原に取材したかの様で
特に指切り屋 お種婆の語りなど実に見事だった
しかし結局
作中後半いっきにたたみ込むような展開は
唐突すぎる様に感じた
(ネタばれになりそうだが)
花魁版赤穂義士譚の結末とはびっくり!!
遊郭が無くなった現代とはいえ
夜のアソビは無くならない その折の心得として??
興味深く読めた
吉原遊里の花魁遊びの手引書の体裁にみせて
書かれていたのだが・・・
遊里に生きる人間達を実に
驚嘆する程に活写している(勿論内実など知らないが)
まるで江戸期の吉原に取材したかの様で
特に指切り屋 お種婆の語りなど実に見事だった
しかし結局
作中後半いっきにたたみ込むような展開は
唐突すぎる様に感じた
(ネタばれになりそうだが)
花魁版赤穂義士譚の結末とはびっくり!!
遊郭が無くなった現代とはいえ
夜のアソビは無くならない その折の心得として??
興味深く読めた
2008年公開のベルギー映画
セラフィーヌの庭を観た
これは一級品の映画だ‼
ピカソをいち早く見出した事で知られる
画商ヴィルヘルム・ヴーデに
その才能を高く評価されたが
精神を病み不遇の生涯を送った
実在の女流画家の映画だ
ピアなこころの持ち主セラフィーヌの
自然の木々と語り
絵に対して一途に向かって行く
精神に驚嘆した
もちろん 私は芸術家では無い
それ程一途にものに向かい合えない
名前通りに気(木)が多い
その事を実感し
むしろホッとした
脳出血で入院以来
家人の締め付けが厳しくなってしまったので
barに飲みに出かける事が少なくなった
そんな訳で結局家飲みが増える
家飲みは やっばり味気ない
という事でせめて音楽だけでも自分の部屋を
BAR風にしたいと
BGMに凝る事にした
そこで見付けたのが
aupeo! personal radioという代物だ
pc向けのfmラジオというサービスは
かなり以前から有ったが
aupeo!は一味違う
というより
格段に進歩している
世界中の120ものジャンルとアーチストが網羅され
(私はまだ確認していないが)
love benのボタンを押す事により
自分の好みの音楽を自動的にセレクトして
四六時中提供してくれる
何とも親切なサービスなのだが勿論
pc やlpad l phoneユーザーなら
無料で利用出来るアプリだ
CDやレコードの様にかけかえる手間もいらないし
既存のFM放送のようなCMも
読書に邪魔なナレーションがほとんど無いのも
気に入っている
最近仕事が暇なせいで土日が休みになって
休日は家でブラブラして過ごすことが多くなった
なんか運動不足が気になる
掛かりつけのドクターが
身体の為には無闇に早足で歩くのではなく
そぞろ歩きを勧めていたのを思い出して
今日は
いつもの古書店までゆっくり歩くことにした
家から舗装の無い田圃の畦道をえらんで往復一里の距離
2月の畔道に春の兆しはまだみえない
こそこここに有るのは
クソ犬のくそ飼主が放置して行った
犬の糞だけだ(持って帰れよ!)
古書店でみつけたのは 松井今朝子著
吉原手引草 ハードカバー300円なり(安い!)
と
我が岡山県生れの作家
重松清著 疾走 上下巻で200円
運動までさせてもらったのに申し訳ない価格だ
これから一杯飲みながらゆっくり読もうと思う
始めは写楽の謎に迫る著作だと
思って読み始めたのだが
違って居た
作品の中で 作者 今井今朝子は呟く
嘘は書けない と
江戸期最大の謎 浮世絵師 東洲斎写楽
憶測は数あるが 真に迫るものを語るには
たとえ狂言師だとても
なかなか 作れるものではない
作者は早々と諦め?
芝居の狂言師 並木五兵衛を描く事で
謎の絵師に迫ろうとしている
上方芝居と江戸の芝居(歌舞伎)との違い
異なる気質文化の壁にぶつかる人間模様
が浮世絵をと歌舞伎との係わりを通して
見事に描かれている
江戸なんぞなんぼのもんじゃい!!
という
関西人 否上方者の叫びが
東洲しゃらくさしなる
書名になったのだろうが
そういえば
作者 今井今朝子女史は京都生れの関西人
作者の思いも多分に入っているので有ろう?
遅ればせながら
女史の処女作を読了した今
久びさに
素晴らしい歴史小説作家に出会った
思いで一杯だ
サア!次は何を読もうか?
ミレニアム(千年)まさに
今世紀最大のミステリー小説?ミレニアム三部作の
リメイク版
ドラゴンタトゥの女は
今日から公開が始まった
タイトルバックの映像は007シリーズに似ている
漆黒のドロ沼はオンナの生い立ちを表しているのか?
ストーリーは凄惨な連続殺人を
扱っているのだが
ある意味 女性用の映画だと感じた
スタイリッシュで中々そそられる
魅力を持った女ではあるが
スケベ親父としては太刀打ち不可能な
こんな女と関わりたくはない
この映像を観て股間を熱くする人間は
登場する変質的殺人鬼と同じ素養を持っているのだ
人間って怖いね
最近時々寄っている56sbarの
ライブイベントが有ると連絡をもらい
倉敷老松のライブハウスクッキージャへ
行って来た
素人企画のイベントだったが
結構楽しませて貰った
クラシキもなかなか元気有るじゃん
クッキージャのマスターのバンド
桃色唐辛子のブルース演奏もあった
ゴルフコンペを口実に丸亀に泊まった
十分日帰り可能だが 目的はbar漂流
丸亀で飲むのは数十年ぶりだ
この地も 寂れてしまって
まさに寒風が吹ていて寂しいかぎり
ネットで予め調べておいた
丸亀フェリー乗り場の近くに在る店
ショツトバー臥竜は
かなりのキャパの店なのに
私たった一人
客は私が帰るまで誰も入って来なかった
スタッフも手持ち無沙汰の様子で
じっくり話す事が出来た
まっこんな寒い日になかなか出歩かないか?
いつもの様に店のスタッフにお勧めの店を
教えて貰った(この方法は良いよ!)
その店は臥竜から京極大橋を渡って反対側
「歩いてもすぐ行けるよ!」って言ってたが
流石に寒風吹き荒ぶ中を歩いて渡る元気はない
タクシーでワンメーター奮発した
そこは倉庫の様な佇まいの店だ
舶来洋酒店 SILENCE Bar(サイレンスバー)
ドアを開けると圧倒的なボトルの壁
吹抜けの上までならんでいる
1000本近い酒類???
これは期待出来そう
何とも言えぬマニアックな店だ
店主は収集癖が有るのか?まるでウイスキー博物館の様だ
すっかり ウイスキーボトルに酔いました
たからだからBAR漂流はやめられない