エバーグリーン (いつまでもあほい)

酒と映画と本を愛し 音楽なら何でも
名前と同じで気(木)が多い

今更だけど
人間到る処青山有り  

お前もか?

2013-12-29 06:03:37 | Weblog

先日 田舎に帰ると

婆婆がお前の同級生のF君が

脳梗塞で倒れて入院していると

教えてくれた

「あの子は(婆婆にはいつまで経ってもあの子だ)

いい子だからぜひ見舞いに行ってやれ!」

と尻を叩かれた

病院に顔を出すと

F君は思いのほか元気で

今はリハビリ中とかで 正月も

自宅に帰らず病院でノンビリ過ごすと言っていた

俺等が脳出血で倒れた時より

後遺症もなく軽そうだったので安心した

やっぱり歳には勝てない

これから次々とそんな奴が

出て来るのだろう!

F君の早い社会復帰を祈る

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輝く夜 百田尚樹

2013-12-23 21:21:25 | Weblog

 

今年は「あまちゃん」に始まり「半澤直樹」「ドクターX」

テレビドラマの当たり年のようだが

今日のドラマストーリーの基本形を

創ったのは

アル中で肝硬変を患い

早世した短篇作家O・ヘンリーで

CMライターを志す者には必読の書だと

先頃なくなった

天野祐吉氏がコピーライターの専門学校の

講義の折におっしゃっていたのを

40年たった今でも覚えている

今回Xmasに因んで読んだ

本年度最も売れた作家

百田尚樹の「輝く夜」は

まさにストーリーテラーO・ヘンリーの

セオリー通りのストーリー展開で

創意も工夫も感じられなくて

失望落胆した

流行作家などにはなって欲しくないものだ

O・ヘンリー「賢者の贈り物」は1906年に発表された

http://www.hyuki.com/trans/magi.html




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小豆島へ

2013-12-22 23:08:30 | Weblog

金曜日の忘年会はいつものような

酒場漂流を自重して早々と帰宅した

土曜日は早朝から連休を利用して初めての小豆島

波浪注意報が出ている中

オフシーズンの船旅は

意外にも快適で

何よりもひとが 観光客が少なくて

落ち着いた静かな旅になった

宿泊先のホテル(オリビアン)は意外にも天然温泉で

瀬戸内の海を眼下に気持ち良い風呂で

近場なのにしっかり観光気分に浸ることができて

大満足な休日になった

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武士の献立

2013-12-15 16:07:59 | Weblog

昨日は真夏でも経験のない早朝7時30分スタートのゴルフコンペ
起き出したのは5時という早さ 外はまだ真っ暗だった
それなのに今日も懲りずに朝一からムービックスへ  昨日封切りの映画
「武士の献立」を観るためだ
 延享二年(一七四五年)から始まったとされる加賀騒動を土台にした
包丁侍の夫婦愛のストーリーは(実在の人物をモデルにしている)感動的だが
欲を言うならもっと料理シーンが欲しかった

四歳も年上のバツイチの嫁を鰹に例えて「初鰹よりあぶらののった

戻り鰹を好む者もいる」と話す姑のセリフに想わず笑ってしまった

最近の時代劇映画全般に感じることだが キャストの選び方

(人気優先?)

役のイメージにあっていない配役が気になる

(今回はふくふくしい成海璃子)

衣装の着付けやたちい振る舞いに違和感を感じてしまった
映画黄金時代のあらゆるものに隙のない時代劇が懐かしい

 

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お福伝説

2013-12-08 19:03:43 | Weblog

先に書いた穂井田為蕃の伝説の地福沢から

約7キロほど離れた

吉備中央町下土井の地には

穂井田為蕃や入澤勝姫と因縁浅からぬ

美女の伝説が残っている

その美女お福の方の顕彰碑が

お隠棲の地と伝わる土井神社近くに建立された

ときいて行ってきた

お福の方については穂井田為蕃や勝姫と違って

かなりメジャーなので記録も多い

美作の国高田(勝山)で生まれたおふくは

絶世の美女だったこともあって

15歳で勝山城主三浦貞勝の妻となって

桃寿丸を産んだが

三村家親に攻められ夫貞勝は自刃

下土井の地に子と共に落ち延び隠棲したが

その美貌が岡山の宇喜多直家に聞こえ

桃寿丸の三浦家再興を条件に

直家の正室となった

そして宇喜多秀家を産むことになる

宇喜多直家の死後は

母と子共々豊臣秀吉に大阪城へ迎えられ

則室となったと伝えられる

お福の方の美貌がどれ程のであったか

宇喜多秀家の肖像画が残っているのを観れば

納得がゆく

横山様ののぼりを頼り徒歩で行ったが

割合立派な駐車場もあった  

 

 

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井上雄彦「承」

2013-12-07 11:33:08 | Weblog

 

早朝からいつものクリニックで高血圧の薬を処方して貰ったあと

吉備津神社に向かった

吉備の中山はイチョウも葉を落としもみじは枯れて

すっかり冬もようだ

寒いなか 朝っぱらから訪れたのは他でもない

あのバガボンドやスラムダンクので有名人となった

井上雄彦の描いた「承」を拝むためだ

この「承」は伊勢神宮の式年遷宮を記念して依頼されてて

描いたものが全国の神社で順次公開されている

吉備津神社は3ヶ所目となった

私か立ち寄るとまだ午前10時だというのに多勢の観覧者が

訪れていた

奉納額は想像していたものより随分小さかったが

手をモチーフに墨一色で丁寧に描かれていた

手から手への伝「承」ということなのか? 

遅まきながら 井上雄彦さんを通して

伊勢神宮の式年遷宮を体験させて頂いた

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ふるさと銀河線 軌道春秋

2013-12-04 22:56:27 | Weblog

Amazonで購入した高田郁の新刊を読了した

高田郁が川富士立夏というペンネームで漫画原作を書いていた頃の
短編集が文庫として発売されたものだが
女性コミック誌に縁のないおいらは当然知らなかった
表題作もそうだが 先年話題になった有川浩の阪急電車のように
否 むしろ浅田次郎の鉄道員ぽっぽやに似てるか?
短編それぞれに鉄道が背景として登場する
それらの作品に勝るとも劣らない素敵な短編集になっていた
殊に最終章の「幸福が遠すぎたら」は
寺山修司の同名の詩を下敷きに、十数年振り
に再開を果たす同窓生三人梅、桜、桃の
くるしくも悲しい現在が語られるのだが・・・感動

さよならだけが
人生ならば
人生なんか いりません

 

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何も予定の無いはずが...

2013-12-01 22:41:59 | Weblog

昨日の土曜日は久し振りに予定なし

朝早くからゴルフの練習場へ

昼からはムービックスで三谷作品清洲会議を見た

新解釈もない平凡なストーリーで

期待外れ

夕食後は夜の町へ

先ずはワインBARしんじへ

カウンターで一人飲んでると

隣に美人の酒豪さん登場で

想定外の愉しさ

その後リックスでカクテルを二杯カシータでまたワイン

予定のない一日は充実?した日となった

美女に翻弄される清洲会議

キャストは申し分ないのだが 

 

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