これぞ皐月晴れというような天気が続いている
田植えを終えて２週間目
除草剤(ホクト粒剤)１アールあたり１㎏散布に帰ってきた
五月蝿い監督の爺がいないので
安気な気分で仕事が出来た
爺に頼らず キッチリと米作りが出来るように
一つ一つ記録を残しながらやって行かなくては
米作りだけで食って行けたら
どんなに良いだろうと思うが
中山間地での零細農家はペイする事は無い
まるで物好きの道楽のようなもの
米作りで年間にかかる費用が１０万円強
それだけのお金があれば米を買ってかなりのお釣りが来る
その事は爺婆たちも気づいている
これで後継者を期待する方が無茶だ
故郷を思う気持ちだけでは続かないことだ
こういう農政(ノー政)の付けは
そのうち大きな罰としてやって来るに違いない
テレビドラマ飢餓列島のように
川崎医大がすぐ近くにあるせいで
職場や自宅の上空を
ほぼ毎日のようにDrヘリが飛ぶのが見える
まさか このDrヘリにお世話になるとは
夢にも思っていなかった
私ではない
田舎の爺が 昨日 腹が張って痛いと
掛かり付けの真庭市の病院に行ったのだが
その時は単に便秘だろうと診断され帰された
今朝になって 激しい腹痛
再び病院に飛び込んで診察を頼んだ
CTスキャンの結果
腸閉塞 大腸に穿孔の疑いありとの診断
オペは大学病院でと
Drヘリでの緊急搬送とあいなった
緊急手術は３時間に及んだ
大腸を半分切除した後 人口肛門
無事手術は終えたものの
腸に小さな穴が開いていたせいで
内臓が細菌汚染されている恐れがあるとかで
合併症を起こしかねないそうで
暫らくは予断を許さない状況だ
大腸には大きなポリープ(癌)が出来ていて
腸はパンパン(通常の５倍以上)に腫れた状態で
腸内を塞ぎ破裂寸前だった
先週は元気に田植えをした爺は
月に何度も病院に通っているのに
こんな状態になるまで癌が解からなかったとは
一病息災もアテにならない
Gウイーク前からの忙しさの反動か
田植え作業を終えたのを期に
堰を切ったように飲み歩いた
一晩に６・７軒まわっただろうか
気が付いたら朝だった
ほどほどを知れよと自分に言ってみる
でも
２０代の頃ほどではない
歳をとるにしたがって
面白いと思う事が少なくなってくる
惰性のように飲み歩く
ふらふらと千鳥足で歩きまわっていても
面白い事にはぶち当たらない
翌日足が痛いだけだ
ぼちぼち方向転換が必要だ
病院に勤務している次女が
通院患者のおばあちゃんにもらったと
袋イッパイの赤い実を持って帰ってきた
今の時期だから山桜桃(ゆすらうめ)かなと
よーく見てみると
チッチャいながらも桜ん坊だった
二つ三つ口に放り込んだ
結構甘くて美味しい
この大きさだと・・・
小学生の女子かな?(スケベ親父の発想)
贅沢にもウオッカに漬けることにした
どんな味になるか楽しみだ
続けて色んな物が故障してゆく
今度はプリンターの具合が悪くなった
CanonPIXUSip4100を５年程使っていた
メーカーに修理の問い合わせのメールを入れると
メンテナンスが必要との事
メンテナンス料は一律７千位との返事だ
手間を考え新しく買い替えすることにして
家電量販店へ
PIXUS MP990という複合プリンタを買った
今回のプリンターにはスキャナーが付いている
ということで
前々から叔父に頼まれていた
５０年以上前の写真のベタ焼き(ネガは無い)を
引き伸ばす事にした
以前から持っているスキャナー(ネオスキャンEZ)は
解像度も使い勝手も悪くて使えなかったのだ
３５ミリの小さな画像だし
古くて劣化が激しい
どの程度のプリントが出来るかかなり不安だった
でもかなり簡単にスキャニングできて
それなりの写真になった
叔父も弟も喜んでくれそうだ
私の勤務していた会社が三十数年前導入した
カラースキャナーの初期モデル
画期的な製版機器だ でも かなり大きくて高額だった
５３年前の写真のベタ焼き
こんなものが１０本もあったが
PCに取り込むのは意外と簡単だった
下はそれをプリントしたもの
もちろん白黒だ
若干トリミングと修正をした
向かって左の子は誰???
なんて可愛いんだろ
先週に続き
田舎での農作業に汗と冷や汗を流した
ちょっびりの涙も
６時起床で田舎には８時には着いた
早速田植え靴に履き替え田圃に
今回は水は入っている
田植え機のエンジンもかかる
金曜日の夜のうちに苗も届いている
今日は順調だ・・・
助っ人が４人も来てくれている
今日は順調に行きそうだ・・・
田植えを始めようと田に足を踏み入れると
あれーーー
靴の中に水が浸入
田植え靴のチェックミスです
「ままよ」と田植え機を押し始めると
機械の具合が変です
ズブズブと機械が泥に埋まって行って前に進まない
堪りかねたエンジンが停止する
埋まった機械を引っ張り出そうとしたとたん
田に尻餅をついてズボンからパンツまでビチョビチョ
ほとんど苗が植わってない状態で
早々と着替えに帰った
とほほ・・・
「こりゃいかん」と
親戚の田植え機を借りに助っ人に走ってもらった
その間に田植え機の点検をしていると
故障の原因は
田圃の深さと田植え機の設定が逆になっている
単純ミスと判明
助っ人が田植え機を借りて帰ってくるまでに
田一枚をほとんど植え終わっていた
その後もあれやこれやトラぶったが
田植え機が２台になったために
一日で全て済ませることが出来た
本当にお疲れ様
自分をねぎらってあげたい１日だった
それにしても
こんなブログ書いてないでさっさと休むべきなのだが
足腰があちこち痛くて眠れない
因みに
親戚から借りた田植え機は返却無用だそうだ
今どき 手押しの二条植など使えないそうだ
私としては有り難く頂く事にした
ヤフオクで３２０００円でオークションに懸けられていた
もらってきた田植え機と同型のクボタ春風Ｓ２００Ｂ
写真だけ拝借しました
田舎で婆爺や近所の年寄り達と話していて
久しぶりに聞いてなつかしい方言があった
散髪に暫らく行っていない人を見て
「おおがっそうを被ってるなぁー」と聞いたときだ
おおがっそうについて
あれこれネット等で調べてみると
兀僧 がつそう 。そうがみ。そうごう。
全髪を後ろへなでつけて垂れ下げた、男の髪型。
月代を剃り マゲ 髷 を結った髪型は「半髪」
漢字で書くと大兀僧 って事になるようだ
岡山だけじゃなく広島 兵庫県但馬地域でも使われているようだ
方言が古語からきている事が多ようで興味深い
連休に引き続いて
週末に田植えの準備に田舎に帰った
今回は代掻きだ
土曜日１日あれば充分事足りると思っていた
甘かった
先ず 爺が油断していた
田に水が無い???
満杯まで溜めていたはずの水が
きれいに抜けてしまっていたのだ
水が溜まるまで代掻きはお預けだ
それまで
農薬や肥料を先に撒くしかない
水が少ないながらも何とか溜まったので
トラクターを使おうとすると
何だこりゃーーー
エンジンは快調なのだがロータリーが廻らない
スプラインが擦り切れて空回りしているのだ
中古で買って２０年以上使っている年季物
あわてて農機具屋に連絡した
修理には１０万円以上かかるという
諦めて
又 又 中古のトラクターを買う羽目になった
でも直ぐに間に合う中古のトラクターが有ったものだ
不幸中の幸い?災い?か
代掻きをやっとこ終えて
次の田に向かおうとしたら
田のあぜ道がえぐれて トラクターが上げれない
トラブルに次ぐトラブル
ユンボで引っ張ってもらって やっと脱出
仕上げは
作業が全て終わってから起こった
汚れた農機具を洗おうと
高圧ポンプを使おうとしたら
ポンプのエンジンがウンともスンとも言わない
どれもこれも手入れがなってない
まっ 爺に任せっぱなしだったので仕方ない
良い勉強になった これからは
自分で一つ一つ確認してやって行かねば
機械も爺も私にしても
どれもこれも
古くはなっても新しくならない
いよいよ 来週は田植えだ
私が幹事をする今年2回目のゴルフコンペが
連休はじめにあった
異常なくらいの快晴
申し分の無いコンペ日和だ
今回こそ優勝を意気込んでいたのだが
同組で回るニギリ相手二人が
前半９ホールで
４１と３９という好スコア
信じられない
私も４０台のそこそこなスコアだったのだが
同日驚異的スコア１８ホール５８で
大逆転優勝の
石川遼くんじゃあるまいし
とても挽回できない
結局
私はいつもと同じくらいの９４
友人は７９と８４
きっちりニギリを取られてしまった
せめて
ダブルペリアのハンデで
優勝をと目論んでいたのだが
隠しホールは見事にはずれてしまって
何の賞にも該当なしの６位
残念
ただ二人にバーディの数だけ勝ったのが
せめてもの救いだった
爺婆を病院美容院と送って時間調整中に
マキバの館へ
今度は馬塲の前の喫茶店でのんびり
まだ観光客の家族連れの姿も疎ら静かだ
昨夜の酒がすっと抜けてゆく
