「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

海図の入手―『カント 純粋理性批判』

2020年07月01日 | Arts
☆『カント 純粋理性批判』(西研・著、NHK100分de名著)、『カント 純粋理性批判』(佐藤文香・著、近藤たかし・まんが、講談社まんが学術文庫)☆

  これまで何度も挫折してきたカントの『純粋理性批判』。感性、悟性、理性 そして理性の暴走から自由や道徳をめぐる議論への展開、その道筋がひとまず理解できたような気がする。まんが版の方は、ロボット(というよりはアンドロイド)との恋を題材にしたストーリーで、これまたとてもわかりやすくおもしろかった。この二冊で海図は入手できた。いよいよ原作への航海に出てみたくなった。たとえ難破したとしても、それだけの価値はあるにちがいない。

  


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