「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『生きる歓び』を読む―『生きる歓び』

2023年02月03日 | Ecology
☆『生きる歓び』(ヴァンダナ・シヴァ・著、熊崎実・訳、築地書館)☆ . . . 本文を読む
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文明の皮肉―『プラスチック汚染とは何か』

2020年06月14日 | Ecology
☆『プラスチック汚染とは何か』(枝廣淳子・著、岩波ブックレット)☆ . . . 本文を読む
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失われゆく「自然」としての「闇」―『本当の夜をさがして―都市の明かりは私たちから何を奪ったのか』:「ブクログ」より移行

2019年11月10日 | Ecology
☆『本当の夜をさがして―都市の明かりは私たちから何を奪ったのか』(ポール・ボガード・著、上原直子・訳、白揚社)☆ . . . 本文を読む
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「べつの道」へ~「センス・オブ・ワンダー」の諸相―『センス・オブ・ワンダーへのまなざし』

2015年01月01日 | Ecology
☆『センス・オブ・ワンダーへのまなざし』(多田満・著、東京大学出版会)☆ . . . 本文を読む
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天に星、地に花、そして・・・―『世界の四大花園を行く』

2012年12月27日 | Ecology
☆『世界の四大花園を行く』(野村哲也・著、中公新書)☆ . . . 本文を読む
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感性に裏付けられた理性―『沈黙の春』<再読>、映画《レイチェル・カーソンの感性の森》

2011年03月06日 | Ecology
☆『沈黙の春』(レイチェル・カーソン・著、新潮文庫)<再読>、《レイチェル・カーソンの感性の森》(クリストファー・マンガー・監督、カイウラニ・リー・脚本・出演)☆ . . . 本文を読む
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豊葦原瑞穂の国の危機―『自然再生』

2009年10月26日 | Ecology
☆『自然再生』(鷲谷いづみ・著、中公新書)☆ . . . 本文を読む
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道は険しい―『お天気おじさんへの道』

2009年10月24日 | Ecology
☆『お天気おじさんへの道』(泉麻人・著、講談社文庫)☆ . . . 本文を読む
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『エコ・テロリズム』

2009年04月04日 | Ecology
『エコ・テロリズム』(浜野喬士・著、洋泉社新書) <☆> 「地球にやさしい」などという欺瞞に満ちた言葉もすでに手垢がつき色褪せた感がある。 . . . 本文を読む
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『環境倫理学のすすめ』、『新・環境倫理学のすすめ』

2008年12月12日 | Ecology
『環境倫理学のすすめ』(加藤尚武・著、丸善ライブラリー)、『新・環境倫理学のすすめ』(加藤尚武・著、丸善ライブラリー) <☆> 先日、加藤尚武先生の講演を聴いた。加藤先生はわれわれの“業界”では超有名人である。 . . . 本文を読む
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『時間の香り』

2008年07月26日 | Ecology
『時間の香り』(高砂香料工業株式会社広報室・編、八坂書房) <☆> 高砂香料のPR誌に掲載された随筆から50編を選んで編まれたもので、様々な分野の方々による文字どおり香り豊かな随筆が楽しめる。 . . . 本文を読む
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『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』

2008年01月22日 | Ecology
『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』(内山節・著、講談社現代新書)   たしかにキツネにだまされたことはない。日本人は1965年頃を境にキツネにだまされなくなった、と内山さんはいう。それは、戦後の経済発展により、自然の価値も経済的価値で判断されるようになったからだ。科学的真理が唯一の真理と考えられるようになった時代でもある。テレビや電話が普及し、情報のあり方やコミュニケーションが変化した . . . 本文を読む
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『農が拓く東アジア共同体』

2007年12月08日 | Ecology
『農が拓く東アジア共同体』(進藤榮一、豊田隆、鈴木宣弘・編、日本経済評論社)   日本の農業は危機的な状況にあるというが本当だろうか。物価高などの問題はあるにしても、毎日のゴハンやオカズにも事欠くという日本人は少ないだろう。しかし、日本の食料自給率を示されると背筋が寒くなってくる。例えば、本書から引用すると、日本の穀物自給率(2005年)は26%にすぎない。フランスの160%やアメリカの120%と . . . 本文を読む
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『デザート・クァルテット』

2007年12月02日 | Ecology
『デザート・クァルテット』(テリー・テンペスト・ウィリアムス・著、メアリー・フランク・画、木下卓、結城正美・訳、松柏社)   本書のサブタイトルは「風景のエロティシズム」。この「エロティシズム」とは、ふつうに考える男と女との間のエロティシズムではなく、それを超えたものといえるだろう。人間は社会的存在である前に自然的存在であると捉えるならば、人間は本来的に性的存在であるといえる。そして、「エロス」と . . . 本文を読む
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『色を奏でる』、『語りかける花』、『武蔵野』

2007年11月29日 | Ecology
『色を奏でる』(志村ふくみ・著、井上隆雄・写真、ちくま文庫)、『語りかける花』(志村ふくみ・著、ちくま文庫)、『武蔵野』(国木田独歩・著、新潮文庫)   自然は色で満ちている。人間は自然の草木を使って織物を染めようとするが、なかなか思いどおりの色にはならない。人間が作り出した化学染料などとはことなり、どんな色が出るかは草木まかせだという。色は自然の草木から「いただく」ものなのだ。群馬県水上の藤原中 . . . 本文を読む
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