「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『艶華』

2007年07月08日 | Arts
『艶華』(中森明菜、ユニバーサル・ミュージック)   中森明菜のCDを買ったのはいったい何年ぶりだろうか。演歌の名曲をカバーした『艶華』。ファンとしては何もいうことはない。ありきたりの表現だが「歌姫」の面目躍如である。しかし、本来の演歌ファンからすれば「演歌にして演歌にあらず」とか「線が細い」とかいった評価を受けるかもしれない。初めて聴くとそんな印象も受けるが、ファンとしては別の評価をしたい。この . . . 本文を読む
コメント

『LOVE』

2007年07月04日 | Arts
『LOVE』(The Beatles、東芝EMI)   自分はたぶん本がなければ“生きて”いけない人間だが、音楽がなくても少々寂しさを感じる程度だろうと思う。 だいたい音楽を聴きながら読書や勉強はできないたちだ。そんな自分でも時には音楽を聴きたくなることがある。少し前になるが、むかし聴いたなつかしさに惹かれて、自分としては久しぶりにCDを買った。ザ・ビートルズの『LOVE』。ビートルズはすでにこの . . . 本文を読む
コメント

『モネ 大回顧展』

2007年07月03日 | Arts
『モネ 大回顧展』(国立新美術館)   国立新美術館へは初めて行った。六本木ヒルズや東京ミッドタウンとならんで、最近の六本木を代表する建築物の一つである。地下鉄千代田線乃木坂駅からは専用通路を通って、雨天でも傘のお世話になることなく館内へ入ることができる。建築デザインを批評する能力はないが、巨大な吹き抜けのロビーは、お台場にある日本科学未来館のロビーとどこか似た感じがした。設計はあの黒川紀章さん。 . . . 本文を読む
コメント