「白秋」に想ふ―辞世へ向けて

人生の第三ステージ「白秋」のなかで、最終ステージ「玄冬」へ向けての想いを、本やメディアに託して綴る。人生、これ逍遥なり。

『アトリエから戸外へ 印象派の時代』

2005年06月19日 | Arts
アトリエから戸外へ 印象派の時代(アントニー・メイソン・著、武富博子・訳、国土社)  風景というものはおもしろい。風景とは人の外部に物理的に存在するものではない。つまり、風景とはアプリオリに存在するものではなく、人の視点にかかわるものである。いま「視点」と書いたが、風景とは必ずしも視覚によるものともかぎらない。たとえば音(聴覚)によって認識される風景もあるわけであり、近年「サウンド・スケープ」と呼 . . . 本文を読む
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