或る、統合失調症患者の独り言

Version 23,31. Jeder findet Liebe im Ende. - 宇多田ヒカル(私的ドイツ語訳)

スポーツ庁新設

2011-09-16 19:48:38 | 日記
「文科省がスポーツ庁新設」。

お察しの通り、なんやかんやといちゃもんをつけようと思ったのだが、

「障害者スポーツの担当者も配置する」、

との一文で、さすがに何も言えない。

オリンピックが開催された後には、

「パラリンピック」、という「障害者五輪」が行われる。

近代オリンピック自体には、創始者のいやらしい意図、

というものがあるのではあるが、

現在ではもうそういったことは関係ないだろう。

とにかく、スポーツ庁の人たちには、頑張ってほしいと思う。

「学者先生」たちへ

2011-09-16 01:22:35 | 日記
日本語には、文字が無い。

「何を言っているんだ?」と思われるかもしれない。

しかし、「漢字」というものは、もちろん、中国のものである。

では、「かな」はどうか。

ご存じのとおり、「ひらがな」は漢字を崩してできたもの。

「カタカナ」は漢字の一部を取ってできたもの。

日本固有の文字は、一切ないのである。

「お偉い先生方」が、「本来の日本語」、といった場合、文字では書き表せないことになる。

何でも取り入れる日本の文化によって、「日本語」自身も存在できているのである。

つまり、「本来の日本語」を書き表すすべはない。全て口承によるしかないのである。

「本来の日本語」たる「やまとことば」だけで生活する場合、書き残す、という作業ができないのである。

唯一の手段としては、一応世界的に認められている「ローマ字」を使うしか方法はない。

しかしそのローマ字も、「文部省式」やら「ヘボン式」やら一つに定まってはいないのである。

長音を表す場合どうするか。

母音の上に線を引く、あるいは「h」をつける、はたまた「英語式」の発音規則に従った記述をする。

どちらにしても、一長一短がある。

今私がしているキーボードでの入力も、また別の規則の上に成り立っている。

しかし、本気で「正しい日本語」なんて言う考え方を持っている「学者先生」はいるのだろうか?

ただの「日本語オタク」なのではないか?

ちなみに隣国の韓国には、「自らの文字」というものがある。

確かテジョンデワンによって作られたと言われていたと思うが、

「ハングル文字」である。

これはよくできていて、論理的にも、「なるほど」、と思える文字体系である。

そろそろ「学者先生」たちも、「正しい日本語」などという「幻想」から覚めてほしいものである。

「日本」という国

2011-09-16 00:20:25 | 日記
基本的に、日本という国は、外国からのものを取り込み、自分たちなりに使いやすくして育ってきた国。

前エントリで日本語についても書いたが、そういったことに自由であるからこそ、柔軟であるからこそ、

ここまでの繁栄がある。自分たちの信条をかたくなに持ち続けていたとしたら、これほどまでの国にはなっていない。

「加工貿易」なんて言うのもその一例。

とにかく、日本が独立国ではなくなったアメリカ軍政下以後も、そういったことは続けていたはず。

「ホンマでっかTV」なども面白く見させていただいているが、

この番組に出ていらっしゃる方はどうなのかはわからないが、

基本的に、「学者は馬鹿」なのかもしれない。

一つの研究に没頭して一生を終えたり、めちゃくちゃな論理を展開したり(ま、これは私もそうだという自覚はあるが)、

馬鹿でなければできないことなのだろう。

ただ、そこにはたまに、大いなるブレイクスルーがあることも確か。

一つの事に全人生をかけて研究を続けているからこそ、新しい発見が生まれることもある。

ただ、多くは、「やっぱり馬鹿なんだな」、と思える。

「おえらがた」、「権威を持つ方」、馬鹿の頂点を極めていらっしゃるのだろう。

ただ、凝り固まってしまっている方には、もう少し柔軟になって欲しいと願う。

日本が世界の中で埋没してしまわないように。