或る、統合失調症患者の独り言

Version 23,31. Jeder findet Liebe im Ende. - 宇多田ヒカル(私的ドイツ語訳)

「中国」、韓国における、「歴史認識」とはいかなるものか

2012-09-25 14:24:21 | 日記
中国と韓国が、現在いざこざを起こしている、

対日本の領土問題に対して、

「歴史認識も踏まえて」、

という言葉を使ったらしい。

これは不用意な。

「中華思想」が未だに残っているのだな、中国人には。


南蛮、北狄、西戎、東夷。

周囲の国々は、「中華」たる中国に朝貢する属国か、

従わない敵国か、との判断基準しかないようだ。


では歴史を振り返るとどうなるか。

「中国」は、現在、中華人民共和国、である。

その前は中華民国(=現在の台湾に追いやられ、「国家」として承認されていないのが現状。日本もその立場)であり、

その前は、清朝であり、その前は明朝になる。

(よく言う「明朝体」は、「明」に於いて使われていた書体である)。


では、「中国」とは一体何か。「中国人」とは一体何者か。

中華民国の人々、つまりは台湾の人は中国人ではないと言うのか?

まぁそれは国際的にも、「台湾」が認められていないから、仕方がない、とも言える。

だから一般的に「中国」とは、「中華人民共和国」であり、

「中国人」とは、「中華人民共和国国民」、ということになる。

ということは、「中華民国」は中国ではない、ということになる。

つまり、当時の版図に対して、「全く同じ」、ではないことになる。

その前となると、「清朝」である。

これは一応「中国」と言ってはいるが、元は「満州族」が「中国本土」を侵略した結果、

できた王朝である。

つまり、「純粋中国人」と言われる「漢族」の国ではない。

だからその当時の領土に対して、「中国人」に領有権はない。

さかのぼると、「明朝」。

漸く「漢族」の国である。

つまり、「明朝当時の中国領土が、漢族が中心を占める中国人にとっての版図である」ということになる。

尖閣がどうだったかも問題ではあるが、そういうことで、

「新疆ウイグル」「チベット」「内モンゴル」「満州」など、

清朝時代に版図であった土地に「中国」の領有権はない。

そして、国際的には認められていないものの、

「中華民国」は台湾に存在し続けている。

実質的な考え方、でいくと、上述の版図は、「中国」のものではない。

更に、「清朝」は滅んだものの、「満州族」の版図で独立するべきで、

「中国」「漢族」の領土ではない。


つまり、「中国」は「明朝」の支配下にあった「漢族の版図」にしか領有権はない。

上述の、大抵「自治区」という名で、ユダヤ人がパレスチナへ入植していったように、

「漢族」が勝手に入植を続け、支配を正当化しようとしている明らかな、「侵略」、

と言えるような領域について、「独立」させれば、尖閣への「もの言い」も、

一応聞く耳は持ってもよい、というレベルにまではなる、といった程度のものである。

日本の右翼化

2012-09-24 07:29:05 | 日記
アメリカの新聞で、

「日本の右翼化」、

というものが取り上げられたらしい。

確かにそうやな。

本質は「緩やかな社会主義」であった日本が、

なぜそうなったのか。

まぁこのブログを読んでいただければ、

大体私の言わんとするところはわかっていただけると思うので、

今回は詳述しないでおく。

ただ何も書かないのもなんなので、

キーワードのみを書いておく。

時間もないしね。


「小泉改革」、「日本維新の会」、

「グローバリズムという名のアメリカナイズ」、

「グローバルスタンダードという名のアメリカンスタンダード」、

「ナチズム・ファシズム」、「ナチスドイツの宣伝手法」、

「ヒトラーの民衆に対する演説での考え方・手法」、

などなど、かな。

「キモい」と言う者自身が、「キモい」存在として生きているのではなかろうか

2012-09-22 03:04:04 | 日記
まぁ大分前からだが、

「キモい」、

という言葉をよく耳にする。

感覚的、感情的な、我執に満ちた価値判断基準しか持たない若者に、

その傾向は顕著だと言える。


そのくせ、何から何まで、

「かわいい」、

の一言で済ませてしまう若者も多い。

これまた我執に満ちていて、二つとも、

語彙の貧弱さを感じさせる。


このような若者たちにこそ、浄土真宗のみ教え、

といったものを広めていくべきではないだろうか。

少なくとも、我執が少なくなることは確かであろう。

「みほとけとともに―西本願寺の時間」

2012-09-19 21:43:20 | 日記
「みほとけとともに―西本願寺の時間」

(=ご本山のご法話)に、釈徹宗師が登場!

色々と書きたかったりするんやけれども、

やっぱ、何も書けない。はっきり言って、

心酔していると言ってもいい(でも街中ですれ違っても、気付かんかったりするような気も…)。

とにかく、興味をお持ちであれば、浄土真宗本願寺派本山本願寺(西本願寺)のサイトへ行って、

「ウェブラジオ」をお聴きください。

やっぱ過ごし方なんやなぁ。

「非常に簡単」であり、「非常に難しい」のが、

浄土真宗やからなぁ。

賜った信心、ご縁を大切にして、

自分なりに何とか生きていこう。

と言いながらも、徹宗師にこだわってる時点で、

「自力や」「執着(しゅうじゃく)や」と言われそうでもあり、

自分でも思えてきたり。

やっぱ、「逆に」難しいのが浄土真宗なのかな。

考えすぎるのがいかんのかもしれんけど。

「ドイツ語詩」(大分前、2002年8月17日~2003年11月18日)

2012-09-18 10:59:47 | 日記
"Luna"
(früher)

Nachts scheint die Sonne nicht.
Nur der Mond gibt uns Licht.
Wir saßen vor dem Haus.
Du sahst wie eine Göttin aus.



"Die Hoffnung des Wiedersehens"
(früher)

Gestern schlief ich kaum.
Ich dachte an dich.
Heute liege ich unter dem Baum.
Im Traum sehe ich dich.



"Siesta"
(früher)

Unter dem Baum lag ein Mädchen.
Dabei setzte sich ein Hase.
Ein Schmetterling hielt auf ihrer Nase.
Sie hatte ein Schläfchen.



"Weiß in Blau"
(2002.8.17)

Die See ist groß.
Sie ist blau.
Ein Schiff liegt darauf.
Das ist weiß.
Sein Ziel weiß nur der Wind.

Der Himmel ist groß.
Er ist blau.
Eine Wolke liegt darin.
Die ist weiß.
Ihr Ziel weiß nur der Wind.



ohne Titel
(2002.8.17)

Nachts regiert die Dunkelheit.
Nur Sterne sind dagegen.
Am starksten ist der Mond.
Er wird langsam schwach.
Und schließlich verliert er.
Aber er ist wieder geboren.
Dann wird er langsam stark.
Der Kampf dauert für immer.



"Osaka"
(2002.8.17)

Tags gibt es die Sonne.
Also kann man alles mit dem Sonnenlicht sehen.
Deshalb sieht die Stadt unordnentlich aus.

Nachts gibt es keine Sonne.
Also kann man wenig mit der Beleuchtung sehen.
Deshalb sieht die Stadt sehr schön aus.



"Das weibliche Herz"
(2002.8.18)

Eine Katze gefällt einem Hund.
Er schickt ihr viel.
Er hilft ihr viel.
Aber er gefällt ihr nicht.

Eine Katze gefällt einem Hasen.
Er schickt ihr viel.
Er hilft ihr viel.
Aber er gefällt ihr nicht.

Eine Katze gefällt einem Kater.
Er schickt ihr nichts.
Er hilft ihr nie.
Aber er gefällt ihr.



ohne Titel
(2002 oder 2003)

Menschen können nur mit dem Traum nicht leben,
aber nur mit dem Essen auch nicht.



ohne Titel
(2003.7.17)

Der Baum ist alt
Er steht im Wald

Niemand kann ihn gebrauchen
Also schneidet ihn niemand

Er steht noch immer
Er steht noch länger



ohne Titel
(2003.10.16)

Im Sommer scheint die Sonne stark.
Man schwimmt in dem Meer des Fiebers.
Man treibt auf den Wellen des Instinkts.

Im Herbst weht der Wind stark.
Man spaziert in dem Wald der Weisheit.
Man denkt unter den Bäumen des Intellekts.

Im Winter tanzt der Schnee sanft.
Man wandert auf der Wildnis der Plattheit.
Man kommt zu der Quelle des Friedens.

Im Frühling scheint die Sonne sanft.
Man flaniert auf der Wiese der Gelegenheit.
Man sieht zu der Wolke des Strebens.



ohne Titel
(2003.11.18)

im Winter,
bei dir

sitze ich,
decke dich

über meine Jacke
gegen deine Wärme


im Regen,
zusammen

gehen wir,
fühlen näher

uns, meine Jacke
und deine Wärme

「英語詩」(2003年12月31日~2004年2月12日)

2012-09-18 09:10:00 | 日記
untitled
(2003.12.31)

Don't be fixed.
Don't be fixed either
not to be fixed.



"fall asleep again"
(2004.1.27)

I was flying in the sky.
I was flying like a bird.
It was so nice.

I was lying in my bed.
I had flown in my dream.
It was not so bad.

I am flying in the sky.
I am flying like a bird.
It's so nice.
But I know I'm probably in my dream.



"justice & evil have same root"
(2004.2.5)

Sky of poison
Sea of poison
Ground of poison

Because we're living there
we are not perpetual

But good medicine is thin poison

Poison kills us
Poison helps us


Sky of stink
Sea of stink
Ground of stink

Because we're living there
we are sick perpetual

But good perfume is thin stink

We hate stink
We love stink



"A wolf in wolves"
(2004.2.12)

He began to dance so crazy.
He began to howl so crazy.
It's showtime.

They began to dance so crazy.
They began to howl so crazy.
It's funny time.

He began to dance so cool.
He began to howl so cool.
It's usual time.

They continue to dance so crazy.
They continue to howl so crazy.
It's showtime.

Funny showtime will never finish.

「詩篇」(2003年1月29日~2004年1月26日執筆)

2012-09-18 03:25:49 | 日記
 基本的に旧字体を使っているのと、振り仮名が振れなくて、

 私が意図した読みがしづらい箇所が多々あるので、そこはご寛恕を。



病みし心を 省みも不爲  吾は復 元の默阿弥
(2003.1.29)



仄やかに 美しき 細雪  積もる事無し
(2003.1.31)



宇多が田に 滿つる光が  世を照らし  泡沫の夢 永久となるらむ
(2003.2.2)



悦びも 幸せも 手渡せぬ儘  西へと去りぬ
(2003.2.13)



世を明らめるは難し  世を諦めるは易し
(2003.2.13)



紅に 染まりし君と いざ往かん  棘の道も し野原も
(2003.2.14)



萠ゆ 間に流る  川の瀬に  見目麗しき 乙女遊びし
(2003.2.14)



眼に入るは雪 聞こえるも雪  時さえも 我を忘れて 立ち止まる

き空には 明き星星  刹那は永久 永久は刹那
(2003.2.15)



明かり無く 標も無しに  手探りで  光に滿ちた 出口目指さむ
(2003.2.16)



髮の 頭に茂る 蔦葛  禿の蔓 見たき心も
(2003.2.17)



此の道を 行けば奈辺に 着くのやら  新たな道で 斃れるがまし
(2003.2.17)



忘れ得ぬ 想いもやがて 薄れ行き
(2003.2.21)



一人では 生きて行けぬと 知りながら  賢しらがりて 遠ざかりにけり
(2003.2.21)



何處にか 吾を佑くる 人あらむ
(2003.2.22)



荒れ惑う 風の凪ぐるに  時遲く  荒れ渡る里 舊に戻らじ
(2003.2.26)



諸共に 滅するもまた 因果なり  惡鬼死ぬべし 刹那も生くまじ
(2003.2.26)



四苦八苦 貪瞋癡から 拔け出せず とどのつまりは  厭ふべきのみ
(2003.2.27)



與はずに 受くるのみにて 日が落ちぬ  此處にて果つ(朽つ)や 光求むや
(2003.2.27)



愛しらしき 少女子逢ひて 宿せるに  珠の如きに 麗しう見ゆ
(2003.2.27)



時は今 天の下去ぬ 弥生かな
(2003.2.27)



冽なる 彼は誰の氣に 月隱る
(2003.2.27)



櫻の香 滿つる頃には  食寢足りて  菜摘みて語り 朗かならむ
(2003.3.2)



相も変わらず 何も変わらず  三十二歳
相も変わらず 何も変わらず  過ぎにし歳月
相も変わらず 何も変わらず  当てなき道行
(2004.1.26)

「愛妻おじさん」(2007年1月14日執筆)

2012-09-18 02:10:48 | 日記
平凡な学校を出て平凡な会社に入り平凡な生活をしていた。ただ一つ平凡ではなかったことは、素晴らしい妻に出会ったこと。もう7年になるが、未だに恋人感覚が抜けない。「あなた、もう朝よ」と妻の声で目覚めるが、おはようのキスは欠かしたことがない。もちろん「行ってらっしゃい」のキスもそう。私には本当にもったいないぐらいのよい妻である。だから子供はいらない。このまま二人だけの生活を続けていきたい。妻は嫌がっているが、会社の私のデスクの上には妻の写真を飾っている。会社でも愛妻家で通っている。だからどんな女の子にも、私は目を貸さない。とても幸せである。
そんな日常の中、一つの大きな変化が訪れた。転勤の命が下りたのだ。ある地方都市に行かねばならなくなった。妻はついて来てくれるが、私は環境の変化に弱いほうである。妻に支えてもらわなければ、やっていけないだろう。あんまり負担はかけたくないのだが。二年経てば、戻って昇格が待っているが、果たして慣れることができるだろうか。それをクリアして戻っても、また状況の変化がある。悩んでも仕方がないことではあるが。

新しい職場では上長として、部下の管理をしなければならなくなった。案ずるより産むが易し、で順調に仕事はできたものの、家で妻と一緒に過ごせる時間が減った。それでも文句一つも言わず、支えてくれていた。
だがある日、予定より早く帰ることができて家へ帰ると、鍵がかかっていた。妻が出掛けるとは聞いていなかったので意外だったが、自分の鍵で入ってみると、玄関に見知らぬ男ものの靴が、無造作に脱いであった。それに寝室からあえぎ声が聞こえてきた。一瞬頭の中が真っ白になったが、すぐ我にかえり、忍び足で寝室まで行った。どうして自分の家でそんなことをしなければならないのか、とも思ったが、一気に寝室のドアを開けた。その光景をみて、びっくりした。ベットの上にいたのは妻と、妻の弟だった。「あ、お邪魔してます」義弟があっさりと挨拶をしたので、思わず「よぉ、来てたのか」と返事してしまった。「あなたおかえり」妻も同じ調子で、キスをしてきた。確かに仲の良い姉弟で少しブラコン、シスコンの気があるとは聞いていたが。しかも冷静になって見てみると、体を寄せ合ってじゃれてはいるものの、性的なものではない。その証拠に二人ともテレビゲームをしていた。「いやね、姉貴が最近お兄さんと過ごせる時間が短くなった、って言うもんで、ゲームを持っ
て来てやったんですよ。少しは気が紛れるし、暇潰しにもなると思ったんで」もっともだ。「それはありがとう。でも突然でびっくりしたよ」一安心した。「あなたのほうこそ今日は早かったわね」「じゃそろそろおいとまするかな」弟が言った。「もうちょっといたら?」妻は引き止めたが、「ラブラブなところにいても邪魔だし、もう既にいちゃついてるし」気を使って弟は帰って行った。「ゲームは置いていきますから、今度はお兄さんが姉貴の相手をしてやって下さい」。

「一瞬変なことを想像しちゃったよ」
「バカねぇ。考え過ぎよ」「そうだな。まだ時間もたっぷりあるし、ちょっとしようか」
「えーゲームはどうするの」
「終わってからでもいいし、同時でもいいよ」
「やっぱりゲームは暇潰しかな。ね。つんつん」
「後で一緒にやろうね。ぴと」
「ぃゃん」

私は妻を愛するサラリーマン。どちらかを選べ、と言われれば妻をとる。

「恋愛ボケ」(2007年1月13日執筆)

2012-09-18 02:04:25 | 日記
「まるで真珠のような美しさだ」
「またぁ。そんなこと言っても何も出ません」
「えぇ~。そうなんですか?」
「そうなんです」
「この店、サービス悪いなぁ」
「それが普通です」
「でも本当の事を言っただけなんだよ」
「あ、キザぁ~」
「君にだけは言える。愛しているから」
「ほら。またまた」
「他の人には言えないよ」
「そんな事他の人に言ったらボコボコだからね」
「あれ?だめなの?」
「当たり前です」
「じゃあやっぱり、君にしか言えない」
「あー!他の人に言うつもりだったんだ」
「そうじゃないって!今までもこれからも、君にしか言わない」
「よし。それでよし」
「あ、って事はやっぱり言ってほしいんだ」
「そんなこと言ってません」
「え~僕はどうすればいぃんだぁ」
「ウフッ。悩んでるなやんでる」
「あーっ、おもしろがってるなぁ」
「うん」
「あ、そんなことをする子はこうだ」
「あっエッチ~」
「君がそんなことするからだよ。ホレッ」
「あん。だめだってぇ」
「ホラホラ」
「あぁん。だめぇ~」
「じゃやめた」
「えぇ~っ。もう終わりぃ?」
「うん」
「やめちゃうのぉ~」
「もっとしてほしい?」
「そんなことないけどぉ」
「じゃ終わりね」
「うん」
「と言いつつっ」
「あぁ~ん。本当にだめだってぇ」
「どっちなの?」
「えぇ~。そんなこと言えないよぉ」
「じゃ行こうか」
「どこ?」
「そういうとこ」
「エッチ」
「二人ともね」
「あたしはそんなこと、一言も言ってないよ」
「でも君のカラダは僕を求めてるんじゃないのかな?」
「そんなことないよぉ」
「本当に?」
「ぅん」
「あれーっ声が小さくなったよ」
「そう?」
「うん」
「…」
「君との愛を二人きりで確かめあいたいな」
「ちょっとキザだよ」
「じゃ僕から誘うね。二人でホテルへ行こう」
「うん」

「アーバイカルア問答」(2007年1月11日以前執筆)

2012-09-18 02:00:37 | 日記
こんにちは

こんにちは

そちらの具合はどうですか

良好です。そちらはどうですか

順調です。ありがとうございます

いいえこちらこそ。ところでアーバイカルアの件はどうなりましたか

あーその件なんですがあれに付属していたモタローキのほうが好評でして

あそうなんですか。残念です

すみません。私の力不足でして

いえいえ何をおっしゃいますやらギベが評価されたことになるんですから

そういっていただけるとこちらも助かります

ではギベをベースにするということですね

そうなりますね

わかりましたどうもありがとうございました

こちらこそありがとうございました

では失礼いたします

はい失礼いたします

「殺人記」(2007年1月11日以前執筆)

2012-09-18 01:56:19 | 日記
俺は殺人鬼。人を殺すことに喜びを感じる。絞殺、毒殺、斬殺。なんでもやった。日本の警察がバカなのか、未だに一度も逮捕されたことがない。ここで一つ皆さんに紹介しよう。

あれは梅雨の止み間の五月晴れ。太陽が照り、紫陽花が美しい日。殺人日和だ。適当な家に上がり込む。玄関の鍵が開いていた。不用心だ。殺してくれと言っているようなものだ。奥の間でこの家の主婦らしき女が転寝をしている。熟睡しているようだ。鞄からガソリンを取り出し、部屋中にまく。部屋の外に火種を置く。俺は少しの間近くを散歩する。本当に良い日和で心地いい。様子を見に戻ると、既に火の手が上がり野次馬も集まって居る。何故人間は火事場に集まるのか。それはそいつらもイベントとして愉しんで居るからだ。やがて消防車が到着する。中に人が居ると聞いて、俄然張り切って隊員が突入しようとする。だが既に奥の間は殆ど焼け落ちている。すると火の中からあの女らしき奴が出て来た。あれではもう助かるまい。全身3度の火傷だろう。隊員に引き擦られて来たのはもう人間ではなくただの炭人形だ。

ほんの一例を紹介した。この時は焼殺。多分これからもこの悦楽は続くだろう。捕まる迄は。

「おとこんな」(2007年1月11日以前執筆)

2012-09-18 01:52:20 | 日記
ある朝起きたらびっくりした。女になっていたのだ。よく子供のころそんな話をしたが、本当に我が身にそんなことが起こるとは。冗談ならともかく、実際にそうなると、不都合が多すぎる。生活面でも社会面でも。カミングアウトすべきかどうかを迷った末に、女性スタッフには伝えて確認してもらうことにした。「またまた」とか「冗談きついよ」と言っていたスタッフも、確認して無言になってしまった。

男として生きてきて、この年になって突然「女として生きていけ」、というのはきついどころではない。基本的にオープンで暮らしているので、関わりのある人全員に伝えようかと思ったが、原因があるのかどうかも解らず、男に戻れるのかどうかも解らないが、ひとまずクローズでいくことになった。ただ胸をどうするか、というのが一番の問題。やっぱり何を着ても目についてしまう。顔も何か女性らしい感じになってしまっていて、それも大きな問題の一つ。しかしこのまま逡巡している場合でもないので、できるだけ胸が目立たないような服でマスクを付けて、病院へ行きCTを撮った。すると脳自体が女性化していた。体だけでなく頭までそうだと、多分、どうしようもない。実際女性を見ても「同性」としか感じられなくなっている。「性同一性障害」でなく、現実にこの日を境に「男」から「女」になってしまった。周りと一緒にあたふたしている場合ではないが、これからどうなっていくのか、全く先が見えなかった。

いろいろな検査の結果、「完全に女性である」、との結果が出た。こんな話は一人にすれば一気に広まる。でマスコミの恰好のネタでもある。しかしこれから先、「女」として生きていくにはオープンにするしかない。恋人とも「女友達」にならざるを得ない。いろいろな方面に迷惑をかけ、ネタにされ、紆余曲折の末、戸籍上でも「女」となった。道ゆく人には「男女」と言われ、一気に「マイナスな」有名人になってしまった。ただそれでも周りの人だけはかばってくれた。ありがたかった。そのうちの一人が「自分に有利に利用したら?」と言い出した。「マイナス」から「プラス」へ。マスコミを逆に利用し、世間を味方につける。天性の楽天的思考で、一躍時の人である。「習うより慣れろ」で極度の「緊張しぃ」も徐々に収まり、いつの間にかちょっとボケたコメンテータの地位を得てしまった。それでも住所は大阪京橋のまま。

今でも男だった頃のことを思い出すが、これはこれでよかったのかもしれない。天与の災厄を慈雨に変えて。