8月末まで二年間住んでいたアクトン周辺の日系の学校、病院など生活に欠かせない施設を紹介しようと思います。ロンドンの西側に位置するアクトン、イーリング地区にはロンドン日本人学校を中心に日本人コミュニティーがあり英語に自信のない人でも十分に生活することができます。いきなりネイティブの中での生活に不安のある方には生活費も中心部に比べ低くお勧めです。写真は住んでいたグラスガース・クローズ周辺です。
小中一貫校のロンドン日本人学校は、ウエスト・アクトン駅から徒歩約10分のところに位置します。日本の文部科学省により認定された在外教育施設で、また英国教育技能省からも認定を受けた私立学校です。この校舎はThe Best British Film of The Yearに選ばれた『An Education』の主人公ジェニーの通う学校としても使われました。
同駅から徒歩約5分のところに日本では考えられないくらい広い芝生のグランドのあるアクトン幼稚園があります。休日にはサッカー教室等が開かれています。
また日本人学校から南に徒歩10分程度のところに、日本人の経営するJGH(病院)、ena(学習塾)があります。
さらにはイーリングとウエスト・アクトンには、公文の教室もあります。日本人のみではなく、現地の子供達も公文式の教材で勉強しています。写真はイーリングの教室が週2回会場として使っている教会です。
加えて学校から車で10分程度のところに日本人の生徒も通うActon Swimming Baths(プール&スイミングスクール)があります。ここだけは英語ができないと多少厳しいです。
そのスイミングスクールのEaling Swimming Club (ESC) Actonの選手コースの子供達は、別のイーリングにあるGurnell Leisure Centreなどでレッスンを行います。少し分かりにくいと思いますが、日本と違ってスイミングスクール専用のプールは特になく一般のプールを借りてレッスンを行っている為そうなるようです。練習量は日本のスイミングスクールの6~7割で、あまり小さいうちから練習漬けにしない方針のようです。下の写真はガーネル・レジャー・センターの入り口です。
セントラルラインのウエスト・アクトン駅前には、日本食材店、日系不動産会社、郵便局、コンビニ、薬局、クリーニング店などがあり日系の店舗でなくても英語のできない日本人慣れしていて片言英語でコミュニケーションをとることができます。英語の苦手な人には素晴らしい環境が整っています。
そして美味しい寿司、酒などを販売する今年オープンの『Yo-Yoキッチン』があります。私は日本食が食べたくなったらここに買いに行きます。
駆け足で、アクトン周辺の案内をしましたが、朝夕の通学時間帯は子供達が路上にあふれ日本に居るような錯覚さえ覚えます。近くの公園では、春になると桜の花も咲きます。衣食住で困る事はほとんどないと思います。また、イギリスは緯度の関係で寒いと思われている方が多いと思いますが、メキシコ湾暖流の影響で雪はほとんどふらず、氷点下になることも稀です。暖房の主流はオイルヒーターなので、室内が乾燥しすぎる事もなく暖かく過ごす事ができます。夏は、涼しく日が長いのでとても過ごしやすいと思います。