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からだ

2008-09-11 | 生活
杉田玄白といえば、幕末のわが国に近代西洋医学の道を導いた
医師として高名な方です。

彼と仲間たちがオランダの医学書『ターヘル・アナトピア』を
艱難辛苦の末、翻訳して『解体新書』を著したことも有名な話。
しかしこの翻訳本は、『体』という文字は本来『體』が正式です。
つまり、『解體新書』なのです。
この文字、今まであまり気に留めていませんでしたが、栄養学の
先生から、昔の人は身体とは骨が豊かである状態と理解していた
と言う話を聞いて、なるほどなーと大変感心したました。

骨が豊かかどうかが、身体の具合のよしあしを決めるものさしとして
大切だということを古の経験から感じ取っていたのですね。
骨を大事にする生活こそが、健康を維持するキーだということを
栄養を勉強するようになって初めて悟らされた私にとって、本当に
よくぞそれを表した文字として、輝いて見えます。
過剰な動物性蛋白や過剰な砂糖、精製小麦粉の食生活は、骨の脱灰を
促進して、骨を脆くしてしまいます。
となると、身体を支える能力が衰え、我々の生活は甚だ不自由なもの
になり、健康から遠ざかってしまいます。

骨を大事にする生活。
先人が残した『體』というすばらしい文字を忘れずに生活に活かして
行きたいですね。

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