いろいろとありがとさん

楽しく嬉しくハッピーに感謝して暮らすために

骨盤の話

2007-07-24 | 生活
大工原弥太郎著『明るいチベット医学』から

インドでは出産後1週間は妊婦さんは家から出ないばかりか
産屋で横になったまま、五日目くらいまではトイレにも
いかないそうです。
その間は付き添いの女性が世話をするそうです。

なぜか?

それは骨盤を守るためだそうです。
妊婦さんの骨盤はおなかの子供が大きくなるに連れて
開いていき、出産の時は最大限まで開きます。
出産後は、その開ききった骨盤がゆっくりと元に戻るのを
インドの女性は骨盤に無理がない姿勢で待つわけなのです。

骨盤が開いた状態ですぐに立ち上がると
いやおうなしに上体の体重がのしかかってきます。
そうすると開いたまま、あるいは閉じかけの状態で
骨盤が固定されて、左右がアンバランスの骨盤が
将来腰痛の原因になったり、体の不具合の元に
なったりします。

日本ではどうでしょうか?
この話を聞いて考えさせられましたね。
今の施設出産主流のご時勢では中々難しいことですが
骨盤のことを考えて産後の妊婦さんは出来るだけに横に
させて骨盤の回復を待ちましょう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自律神経免疫療法 | トップ | 医師の言葉の効果 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

生活」カテゴリの最新記事