米の魔力
2007-09-16 | 食
『美味しんぼ(おいしんぼ)』という漫画をご存知でしょうか。
その作者雁家哲氏がその著作『美味しんぼ塾』の中で米の魔力を
以下のように書いています。以下抜粋。
米は大変に危険な食べ物である。
どうして厚生省が、このような危険な食べ物を野放しにしておくのか
解せないことだ。
一体全体、米の何が危険かというと、まず第一に、その習慣性が
強烈であることだ。
日本人は、米の飯を食べないと力が出ないと言う。
これは有名な話だが、明治初期はまだキリスト教が禁教だったとき、
長崎で切支丹の迫害があった。捕らえられた切支丹は激しい拷問を
加えられ、キリスト教を棄てるように迫られた。宗教の力は大変な
もので、叩いたり、吊るしたり、生爪をはいだりしても棄教しない。
ところが、食事の量(米の量)を減らしたら、どんな拷問にも耐えた
切支丹たちが次々に棄教したという。
・・・・・・・
実際のところ、日本人の米に対する執着の強さは度を越えている。
・・・・・・・
この「米食べたがり病」は日本人の国民病であり、治癒不可能の
ののだが、それも米が美味し過ぎるからである。
・・・・・・・
多くの日本人が米が大好きです。米中毒です。
戦前戦後の米に対する憧れの時代を経て、昨今の飽食の時代に至り、
米好きな人はますます炭水化物偏重になっています。
すると、血糖の上昇に伴い、膵臓がフル回転してインスリンを出さなくては
いけなくなるので、いつかは膵臓は疲れて働きが落ちてきます。
となると耐糖能障害、糖尿病へと導かれていきます。
あまった炭水化物は脂肪として蓄えられますから
肥満の原因となります。
糖尿病や肥満の方は
もちろん米の量を減らすことはいいことだとは理解していても
なかなか離れるのが難しい魔力を持っています。
玄米クリニックでも
肥満や代謝病の是正のために炭水化物制限を勧めています。
本当に苦しいであろうと思います。
蛋白質や脂質を中心とした代替物をたくさん食べても
なかなか食べた気がしないと皆さんおっしゃいます。
米依存から脱するためには禁煙や断酒と同じ心理です。
是非ともがんばっていただきたいです。
その作者雁家哲氏がその著作『美味しんぼ塾』の中で米の魔力を
以下のように書いています。以下抜粋。
米は大変に危険な食べ物である。
どうして厚生省が、このような危険な食べ物を野放しにしておくのか
解せないことだ。
一体全体、米の何が危険かというと、まず第一に、その習慣性が
強烈であることだ。
日本人は、米の飯を食べないと力が出ないと言う。
これは有名な話だが、明治初期はまだキリスト教が禁教だったとき、
長崎で切支丹の迫害があった。捕らえられた切支丹は激しい拷問を
加えられ、キリスト教を棄てるように迫られた。宗教の力は大変な
もので、叩いたり、吊るしたり、生爪をはいだりしても棄教しない。
ところが、食事の量(米の量)を減らしたら、どんな拷問にも耐えた
切支丹たちが次々に棄教したという。
・・・・・・・
実際のところ、日本人の米に対する執着の強さは度を越えている。
・・・・・・・
この「米食べたがり病」は日本人の国民病であり、治癒不可能の
ののだが、それも米が美味し過ぎるからである。
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多くの日本人が米が大好きです。米中毒です。
戦前戦後の米に対する憧れの時代を経て、昨今の飽食の時代に至り、
米好きな人はますます炭水化物偏重になっています。
すると、血糖の上昇に伴い、膵臓がフル回転してインスリンを出さなくては
いけなくなるので、いつかは膵臓は疲れて働きが落ちてきます。
となると耐糖能障害、糖尿病へと導かれていきます。
あまった炭水化物は脂肪として蓄えられますから
肥満の原因となります。
糖尿病や肥満の方は
もちろん米の量を減らすことはいいことだとは理解していても
なかなか離れるのが難しい魔力を持っています。
玄米クリニックでも
肥満や代謝病の是正のために炭水化物制限を勧めています。
本当に苦しいであろうと思います。
蛋白質や脂質を中心とした代替物をたくさん食べても
なかなか食べた気がしないと皆さんおっしゃいます。
米依存から脱するためには禁煙や断酒と同じ心理です。
是非ともがんばっていただきたいです。