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惑う医者

2007-02-01 | 医療
私は、西洋医学で教育を受けました。

医学部では、席に座れば、いやおうがなしに注ぎ込まれる知識は。
西洋医学オンリーでした。
ですから、正当な医学は西洋医学だけだという錯覚に陥ります。
そのため、それ以外の医療は、正式な医療ではない、怪しいものだという
先入観が生まれます。
正当のものであれば医学部で教えないはずはないという理屈です。

ところが医者として社会に出て年季を重ねるごとに、万能の力と思えた
西洋医学が、もろくも崩れて歯の立たない病態の多さに気づくのです。
ですから一人前の医者といわれる頃になると、かえって惑うのです。
西洋医学で解決できなければ、どうすればいいのか判らないのです。

それでも西洋医学万能を信仰し続ける医者は多いと思います。
彼らの解決策は、『気のせい、精神的なもの』という落としどころに
落とし込んでしまうことです。

私もかってそうでしたが、それがどうも腑に落ちなくて、誰も答えて
くれない納得できる答えを求めての暗中模索が始まりました。

そして私は幸いにも漢方に出会えました。
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